概要
この世を生きる全ての人は運命を持って生死の境界を彷徨う
2040年代以降、某強国二ヵ国の対立を原因とする第三次世界大戦が勃発していた。開戦から20年、当初から一向に変化の気を見せない両勢力は日に日に険悪化していった。そんな世界で生き抜いていく高校生の少年少女の物語。 2062年4月。高校2年になった記憶喪失のオタク主人公、永龍和真(ながりゅうかずま)はいつも通り登校していた。戦争という世界情勢の中にありながら、まるで変化のない日常に飽き果て常に非日常を求めていた。 そんな彼の前にある一人の少女が現れる。 鬼塚百合恵(おにづかゆりえ)。彼女は王手IT企業、株式会社ONiDUKAの社長令嬢で、いわゆるお嬢様だ。噂では高校生ながらその会社の代表取締役のような事をしているらしく、相当な権力を持っているらしい。教育委員会や国会議員とも繋がりがあり、やろうと
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