第6話転校生
「結局なにをつくるんですか?」
「出来てからのお楽しみということで」
30分ぐらい待っていると出来たようなので見にいくとオムライスだった
「すごい美味しそう」
詩乃さんが作ったオムライスはよくお店でみるようなふわとろオムライスだったしかもめちゃくちゃおいしい
「詩乃さんこれめちゃくちゃおいしいよ!」
「そう?喜んでくれて良かった」
「これ作るの大変じゃない?」
「そうでもないわよまあ最初は失敗したけれど」
「作ってくれてありがとう」
「えっあ、どういたしまして」
それからは部屋の荷物の片付けなどをしていたら土日は過ぎていった
その間も詩乃さんはご飯を作ってくれてどれもすごい美味しかった
◆
月曜日になった。引っ越したとはいえ学校までの所要時間はそんなに変わっておらず朝家を出る時間などは変わらない。
今日は朝から美味しそうな匂いがして早く目が覚めたまだ6時なのに
キッチンに行ったら詩乃さんが料理をしていた
「輝之君おはよう」
「詩乃さんおはよう。なにしてるの?」
「お昼のお弁当と朝ごはんの準備よ」
「何か手伝うことある?」
「んーもうほとんど終わってるから大丈夫よ」
「早いねまだ6時だよ何時からやってるの?」
「5時よ」
「5時!?早くない?」
「もう慣れたから大丈夫よ。早く朝食とらないと遅刻するから」
「そうだね」
朝は和食だ土曜日から思っていたのだが詩乃さんの料理はほんとに美味しいこんなに美味しい料理どこで覚えたんだろう?
朝食を取ったあと洗い物をして詩乃さんからお弁当を受け取り準備をして学校にむかった。詩乃さんは生徒会長だからか20分ぐらい早く家を出た
学校に着くともうすでに半分ぐらいの人が来ていたなぜか殺気が.....
「おはよう河田」
「おはよう巧久しぶり」
「なんか1ヶ月以上ぶりくらいの感じするよな」
「実際は3日ぶりだけどな」
「この作者全然更新しねーんだもん早くしろよこの野郎」
「メタなネタやめてまあそれには同意するけどさー」
(すいませんすいません)
「まあ茶番は置いといて今日転校してくる人がいるらしいよ」
「へーどんな人?」
「噂によると海外から帰国して来る人で銀髪ツインテールでハーフのめちゃくちゃ美人の人らしい」
「へ、へー」
なんか嫌な予感が
「までもお前には興味ないよな西尾さんという彼女がいるからな」
「えっと」
「いろんな男子が騒いでたぜほら周りから痛いほど視線と殺気がくるだろ?」
「そうだね」
もうこれ俺死ぬんじゃね
「HR始まるし席戻るわ」
「おう」
HRが始まったここ最近の先生は機嫌がめっちゃいい(噂によるとイケメンな彼氏ができたらしい)
「転校生を紹介するわよー」
「えっ女子???」
この声はクラスのムードメーカーの平君だろう
「そうよーしかもめっちゃ美人」
『おおおおおおおおお』
「じゃあ入っていいわよ」
巧の情報通り銀髪ツインテールのめっちゃ可愛い子が入ってきた(巧まじであいつなんでも知ってんな)
「大淀菜月ですよろしくお願いします」
「大淀さん席は河田君の隣ね」
俺はなんでこうなってるんだと思い思考が完全停止していて防ぐことができなかった
「輝之ーーー会いたかったああ」
菜月に抱きつかれたのである
学校一のお嬢様と付き合うことになってしまった hiro @hiro__06
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