あとがき
今から10年以上前の話。元々国語が苦手でこの世界とは無縁の者でしたが突然小説を書いてみようと衝動が走り「桜のころ」は誕生しました
主人公の不動大介は優しいけど不器用で静香がいないと何もできない青年
しかし辛いことを乗り越え成長する姿は、執筆中に自分自身が目指したい姿に重ねてしまいました
気付いたら原稿用紙換算すると120枚以上、国語の通知表「1」で短文すら作ることができなかったかつての自分では考えられないことです
自分は人を育て支える仕事をしています
夢が叶わず心が折れた人をたくさん見てきました
でも人を思いやる心を知って底知れない力を発揮し
立ち直って立派になった人もたくさん見てきました
不動大介のように、辛い状況でも決して諦めない
そして人を思いやって成長できる人が増えたらいいなと思っています
実はこの小説、PCに保存していましたが故障でデータ消去
もう「桜のころ」の存在も忘れていました
しかし事務所の掃除をしていたらプリントアウトされたものを発見
改めて入力し直し投稿させてもらいました
ホントただの自己満足です
『カクヨム』というサイトの存在で10年以上眠っていた作品を出すことができ感謝しています
そして「桜のころ」を読んでくださった皆様
つたない文章にお付き合いいただきありがとうございました
与師 穂高
桜のころ 与師穂高 @yoshi-scholz
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