第2話

翌日、さっそく私たちはポイント制恋愛ごっこを始めた



今日は唯と時間ズレちゃった…やばい遅刻する……!!




下駄箱に急ぐと、


「あ、上栗、おはよ」



同じクラスでバスケ部のムードメーカーの上栗絢斗だ

空気感だけで面白いような人



『おお、内田じゃん笑』



上栗は上履きにすでに履き替え終わってた


私も上履きに履き替えようと手を伸ばす




ん??


なんで上栗、まだそこに立ってるの?




『早くしろよ内田〜笑』




「え、」




『寂しいじゃん、一緒に行こーよ』



不意打ちすぎてびっくりしたぁ…!!





これは1ポイントだよね。



この遊び、けっこー楽しいかもしれない。





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青春クラブ @sadana

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