グラウンド整備中……(登場人物紹介)
【カイト:青島海斗】
職業:戦士→バトルマスター
固有スキル:オーラ (自己強化・武具強化)
発動スキル:物理防御・魔法防御
体術 (神速・シールドバッシュ)
打撃 (バーストアタック・メテオクラッシュ)
捕手・一塁手
右投げ・左打ち
170cm 62kg → 68kg
(年間成績イメージ).240 30HR
盗塁阻止率.350 ポップタイム2.0秒
せっかく異世界に行ったのに魔法が使えなくてがっかりした残念な主人公。 学業は優秀で、苦手科目はない。一方で頭でっかちな性格が邪魔をして運動は苦手だったが、異世界での訓練・戦闘経験のおかげで頭よりも身体が動くようになったため、一足飛びに改善。 親友である陸の誘いにより野球部に入部。 陸の球を捕れるという理由で捕手に抜擢される。
バッティングスタイルは『剛』で、強いスイングで引っ張る典型的なプルヒッター。 野球経験が未熟であるが故にストレート系には強いが変化球にとことん弱い。 陸との特訓のおかげで多少の改善は見られるものの、チェンジアップ以外は芯を喰わないケースがほとんど。 足は遅くないが、一度牽制で刺されてからスタートを思い切れなくなり、盗塁はほとんどしない。
捕手としての経験も同様に未熟だが、持ち前の頭の良さでカバー。 サインやリードのセオリー、ルールに至るまでをごく短期間に習得し、キャッチャーとして最低限の知識を身につけた。 常に冷静沈着かと思いきや、スキル「バーストブレイク」の後遺症デバフで冷静さを失う場面も時々見られる。
女性との交際経験はない。 幼なじみの美空に惹かれる時期もあったが、恋心を自覚するころには美空に陸がいたため応援する立場に回った。 中学生時代に同級生からの好意も実は受けていたのだが、気づかずに終わっている。
【リク:本庄陸】
職業:勇者
固有スキル:ブレイブ (恐怖無効・パーティ強化)
発動スキル:風魔法 (エアロストリーム・ストームエッジ・ヒールウィンド)
雷魔法 (サンダービット・アークプラズマ・トールハンマー)
回復魔法 (キュア)
投手・外野手
右投げ右打ち
174cm 70kg
(年間成績イメージ).330 10HR
防御率2.80 ストレート145 +エアロ上乗せ10 スライダー120 カーブ100 チェンジアップ110 フォーク120
異世界で勇者に抜擢された海斗の親友。 海斗とは中学校入学時の座席が前後であったことで意気投合。 頭脳派の海斗、運動派の陸で人気を二分した。 もっとも本人たちはそれぞれ勉強と野球に夢中であり、周りが勝手に騒いでいただけである。 彼女である美空との馴れ初めは、中学校では別のクラスであった美空が海斗のところへ頻繁にやってきては世間話をして帰っていくため、自然と仲良くなったことが発端である。
異世界では勇者ならではの気候に関連する魔法である風魔法、雷魔法を習得する。 中盤にスキルアップしてからは、魔法的な特徴を武器に持たせる魔法剣の技能を得た。 闘気と魔法を同時に操れるのも勇者ならではの特徴であり、魔王デストラーダを討ち倒した技は最強の雷魔法トールハンマーを乗せた魔法剣を、闘気によって威力を倍増させた必殺剣だった。
野球では、勝負所で集中力が増すタイプ。 相手の配球を読み、外角なら流し、内角なら引っ張る柔軟性のある打撃が持ち味。 広角に強い打球が打てるがあまり打球が上がるタイプではなく、いわゆる中距離打者といえる。
ピッチングはストレートを四隅に投げ分けてカウントを稼ぎ、変化球でゴロを打たせる技巧派だった。 しかし、異世界での肉体改造のおかげで球速が15km/hほど上がり、空振りが取れるようになったことで速球派といえるようになった。 ただし、変化球のコントロールが甘いのは改善が見られず、特にフォークは頻繁に抜けて打ち頃の半速球になってしまうことから、まず使い物にならない。
【ミソラ:楠木美空】
職業:魔導士 → 賢者
固有スキル:サモン (召喚:スライム・ガーディアンゴーレム・シルバードラゴン)
発動スキル:火炎魔法 (ファイア・ヒートレイ・ヘルフレイム・ブーストウェイブ)
氷結魔法 (アイス・アイスバレット・アブソリュートゼロ・ダイヤモンドシェル)
海斗の幼なじみで、陸の彼女。 天真爛漫な性格で、敵を作りにくい。多少の嫉妬を浴びることがあっても、その性格の良さで敵意を持った相手とも仲良くなってしまう。召喚魔法はまさにその性格が功を奏しており、たとえもともと魔物であっても心を通わせ、魔法の扉を通じて助けてもらうことができる。
海斗とは小学校のころからの付き合いで親同士も仲が良く、まるで兄弟のように育ってきた。 一方で、あまりにも一緒に過ごした時間が長いことからか、その関係が恋愛に発展することはなかった。 ……これは、美空の側にだけ言えることかもしれないが。
魔力を熱量に変換する魔法が得意。 最初に習得したのはファイアだったが、魔物を燃やして退治した時の断末魔の叫びやこげ臭さから苦手意識を持つ。そのため、もう一つ得られた氷結魔法の方を優先して使う傾向にある。魔界と呼ばれる魔王城のある大陸に乗り込んでからは攻撃力の高い火炎魔法を使わざるを得ず、結果、賢者と呼ばれるまでに両属性を使いこなすようになった。
【サラ:サラ=アイルグラッド】
職業:回復術師 → 導師
固有スキル:ホーリー (破邪・状態異常回復)
発動スキル:支援魔法 (ブースト・ハイブースト・対魔結界・バインド)
回復魔法 (ヒール・ハイヒール・レンジヒール)
蘇生魔法 (リザレクション)
異世界にある島国、グラッド王国の第一王女。王家のため家名を本来持たないが、便宜上グラッド王国のあった島アイルグラッドを名乗っている。
グラッド王国は異世界からの勇者召喚、及び送還ができる召喚魔法陣を持つことで繁栄させてきた。一方で、一国にはあまりある戦力を召喚によって得られてしまうことから、国内の防衛戦力の育成は不得手であり、しばしば敵国からの侵略の脅威にさらされている。 ただ、一部の港町を除いて切り立った断崖に囲まれた島国という有利な地形からか、その血が途絶えることはなかった。
魔法は、浄化の光を操る神聖魔法のみを操る。 神聖魔法には攻撃魔法はないが、一部の魔物は破邪の光によって悪意・敵意を抜かれて無害化される。 清らかな精神と肉体に作用する支援魔法や回復魔法が主な使い道になる。 蘇生魔法は究極の神聖魔法といわれるものだが、知識はあれどサラにも扱うことはできなかった。しかし、魔王デストラーダのファイナルアタックにより失命したカイトを救いたい一心で成功させた。
幼少期より高等教育を施されており、学問に対する興味は深い。 サラにとっては異世界の現世における教育は「なんとなくそういうものだ」と教えられてきた物事を裏付けるものであり、より深く学びたいという意欲を掻き立てる結果になった。
【デストラーダ:虎田 剛健】
職業:魔王
発動スキル: 闇魔法・威圧・ファイナルアタック
三塁手・一塁手・外野手
右投げ右打ち
181cm 85kg
(年間成績イメージ).290 35HR
いにしえの悪魔と血の契約と魔王の核を用いた召喚の儀により、魔人たちの王として召喚された魔王。 召喚した魔人たちは、召喚した魔王を自分たちの思いのままに操ることを目的としていたが、虎田の威圧と支配力にあっさりとその目論見を破られることとなった。
聖なる力をもつ勇者と聖女が天敵であり、血の契約で刻まれた呪いにより最後までサラの命を狙い続けた。ファイナルアタックでサラを狙ったのもそのためであり、この時の攻撃は本人の意思よりも呪いによるところが大きかった。
もともとパワーヒッターとして地域では有名な選手であり、スポーツ推薦枠で黒鉄高校に入学している。 現世に強制帰還されたあとは、魔王召喚の後遺症から以前に陸と対戦したときよりも攻撃的な性格に拍車がかかっている。
◆◆東西高校の選手たち◆◆
【原口キャプテン:原口勇気】
三塁手・遊撃手・二塁手
右投げ右打ち
175cm 70kg
.235 15HR
リーダーシップのある頼れるキャプテン。ただ、お世辞にもバッティング技術があるとは言えず、大振りをしてしまう。一方でハマッた時のパンチ力はあり、たまに長打がでる。守備はうまく、肩も強い。 内野であればどこでも守れる上、ピンチになればマウンドに駆け寄るなど頼れる一面も見せる。
仲間たちからの信頼も厚いが残念なのはやはりバッティングであり、それこそがこれだけの守備とキャプテンシーがありながら強豪校から声がかからなかった要因である。
【三枝先輩:三枝武憲】
一塁手・外野手・捕手
右投げ右打ち
176cm 85kg
.250 15HR
三枝が一年生の時に、三年生が引退したのと同時に第二捕手としてコンバート。選ばれたのはガタイがいいから、という理由だけであり、今までに捕手の経験があったわけではない。 それでも持ち前の真面目さから可能な限り先輩捕手から学び、どうにかこうにか2年生の夏の大会まではこなしてきた。
捕手としての経験不足は否めず、異世界から戻ってきた陸のストレートの速さにキャッチングが追いつかず、陸に本気で投げさせてやることができない悔しさを味わい続けることになった。そのため、海斗の加入を本気で喜んでおり、今は海斗をキャッチャーとして育てる部分に楽しみを見いだしている。
【佐竹:佐竹駿】
投手・外野手
右投げ・右打ち
171cm 65kg
.300 10HR
防御率3.30 ストレート140 スライダー120 カーブ 110 シュート125
口だけじゃない、生意気な1年生。 リトルリーグ上がりでそれなりの投手であったが二番手だった。 リトルリーグ時代のエースとは違う高校に行けばエースになれると考えていたが、そこには陸が立ちはだかることになった。 速球派かと思いきや、コーナーを丁寧につくコントロール主体のピッチャー。変化球もコントロールが大間違いすることも少なく、安定した成績を残せる。
バッティングは読み打ちするタイプ。 追い込まれるまでは相手の配球を読んで振っていくのだが、一方で器用さが災いして、読みを外しても当てにいってしまって凡打になるケースも多い。
(元)伝説の勇者とバッテリー組んで甲子園目指してみた ゆゆこりん @iinumac
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