おまけ2
しばらく、おまけを続けます。いや、続けるつもりです。「で、結局、お前は一次選考を通過したのか」というかたもいらっしゃるかと思います。たぶん、そういう興味でのぞいてくださるかたも多いのだと思います。
一次選考通過できませんでした。「次回作に期待」にも取り上げられませんでした。
正直なところ、「次回作に期待」には期待していたのですが。そんなに甘くはないですね。単純な数字で語れば、十作品に一作は一次通過か「次回作に期待」になるのですが。
応募作の九割は箸にも棒にもかからない「ハシボウ原稿」だという割と世間に流布している通説が正しいとするなら、十分の一の網をくぐれなかった私の作品は「ハシボウ」ということになりそうです。
負け惜しみ半分で言えば、「人は見た目が九割」ならぬ「応募作の九割はハシボウ」は昨今では通用しないと思います。これだけパソコンとネットが普及したら、文章を書くことは身近で、新人賞にチャレンジしようとする人はきちんとリサーチをしていて、それほど妙な原稿はないのだと感じるのです。
もちろん、「賞金欲しいから小説書いてみました、原稿用紙の使い方知りませんけどね」や「推敲ってなんですか、美味しいんですか、それ」みたいなかたもいるでしょうが、最後まで小説を書くって大変なことですから、甘い考えの人は途中で淘汰というか退場させられるはずです。
もしも「あー、一次通過間違いないと信じていたけど、次回作に期待ですらないのか。ハシボウなのかな」と落ち込んでいるかたがいたら、「そう決めつけるには早いかも」とお伝えしたい。
著作のあるかたが応募したり、かなりレベル高いと思うのです。
このミス2020カウントダウン31 アカニシンノカイ @scarlet-students
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