水ぎわより、御礼の言葉
どうも。
パートタイムBL作家・水ぎわでございます。
……何と申しますか。
長い長い物語を書き終えた後は、いつもちょっと虚脱してしまうのですが、
「何もない、静かな部屋」に関しては虚脱っぷりが尋常ではありませんでした。
今もまだこのお話が無事に終わったことが信じられません。
水ぎわは通常、すべてのお話を書き終え、すべての校正が完了してからリリースを始めます。
そうすれば、読み手の方々を確実に「最後の着地点」までお運びすることが出来るからです。
それが書き手として最低限守るべきラインだと思っていました。
今も、もちろんそう思っています。
しかし「部屋」に関しては、途中で物語そのものが暴走し始めました。
大筋に変化はないとはいえ、キャラの動きが次第に激しくなり、正直、水ぎわはもう「物語そのものに翻弄」されていました。
『…こいつは、初めてラストまで行けない物語になるかもしれない』
そう思ったことは何度もありました。
しかし水ぎわが弱気に、
『こっちだよ。こっちにくれば、ちゃんと終われるよ』
『このお話は、この坂道を上がらなきゃいけない。一緒に上がってあげるから、おいで』
「何もない、静かな部屋」を書くうちに、水ぎわは初めて
『物語とは、書き手ひとりが書いているものではない』
と言うことを教わりました。
キャラがいて、物語そのものの力があり、何よりも読んでくださる方がいてこそのお話なのです。
皆さまのおかげで、「何もない、しずかな部屋」は無事に最後の地点にたどり着きました。
ほんとうに、ありがとうございました。
★★★
さて。真面目な話が終わったところで、この先のことを少し書いておきますね!
ええと、水ぎわの長編につきもののオマケ短編。
まだ仕上がっておりません(笑)。
なので、短編が仕上がるまでは「部屋」の副音声版
1.「エッセイ・副音声でお送りします」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054898311397
で引き続き、えろ作家のどうしようもない日常にお付き合いください(笑)。
こちら、けっこう評判がいいです。嬉しいです。もっと読んでもらいたい
(…あっ、えろ作家の心の副音声がダダ洩れに…っ(笑))
あるいは、もうちょい聡と音也の余韻にひたりたいわ♡と言う方は、
「部屋」の1年後のふたりを見られる
2.「あなたが考えるより、もうちょっと先へ⑦」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889243361
へ、お進みください。
こちらは水ぎわのメインキャラである、美貌のホテルマン・井上清春とドリー・D店長の岡本佐江ちゃんのエロ恋物語です。
聡と音也は友情出演的な登場ですが、わずかなシーンでも
政治家としてちょびっと成長した聡の姿も見ていただけます。
あと、「部屋」のなかで大人の切ない色恋シーンを担当した清春と佐江ちゃんの話を読んでみたい!と言う方は
3.「恋しい人は貴女じゃない、と彼女は言う①」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887927407
へどうぞ!
水ぎわのエロ物語は、すべて「恋しい人」から始まっております。
①とついているのは、このナンバリング順に呼んでいただければ、時系列で清春×佐江ちゃんのお話にどっぷりハマっていただけるシステムだからです。
分かりやすいでしょう(笑)。
とまあ、あれこれ宣伝をいたしましたが。
オマケ短編が仕上がるまで、くだらぬエッセイでお楽しみください!
オマケ短編は清春と佐江ちゃんが出る、えっろいえっろい短編です。くくく…。
…あっ、最後にもう一度。
直接お礼を申し上げられない読み専の方々、畏友・心友・同志・先輩・お先師の書き手さま。
皆さまのご支援あっての水ぎわです!
聡と音也に成り代わりまして、不肖・水ぎわが伏して御礼申し上げます。
ほんっとうに、ありがとうございました!
…次も読んでね(笑)。
「何もない、静かな部屋」 水ぎわ @matsuko0421
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