第4話
進学して2日目。思いからだをあげて、立ち上がった。
学校は憂鬱だけど、行かないと、、
急いで準備をして学校へ向かう。
見覚えのある少女を見つけた。
「まさかこんなとこで会えるなんてね。零」
心から話しかけてきた。
「おはよう心。」
「もう学校はじまったんだ。うちはまだだからさ。頑張ってね!じゃ!」
そう言って、彼女は去っていった。もっと話したいことはあるのに。
「よっ。零。なんやさっき話してたの女やろ?なんや彼女か?」
誰かと思ったら昨日助けた男だった。
「違うよ。。知り合い。」
「なんやねん。つまらんやっちゃなー。あっ、昨日はありがとな。まじ助かったわ。俺は二階堂よろしくな」
「いいよ。体調治ったんだな」
「おかげさまでな」
そうやって二階堂と適当に話をしていた。彼はフレンドリーに話してくれるので楽しかった。
学校について、授業受けて、給食食べて、授業を受ける退屈だけどこれでいいのかな。そんなわけわからないことを考えていた。
休み時間のときに美玖が話しかけてきた。
「次の学活の時間野外活動の班決めとか色々やるから、私たちで司会してだってさ。」
「わかった。」
「一緒に頑張ろ」
そうして学活の時間に僕たちは司会をしてスムーズに班決め、注意事項の確認やスケジュールをつたえることができた。
「美玖、零よく頑張ったな。」
と先生もほめてくれた。もしかしたら自分はこういう人をまとめるのは得意かもしれない。そう思った。いや。美玖のおかげか。
学校が終わって後は帰るだけと思ってたのだが
「悪いなあ。でも野外活動まですぐだから、理解してくれよ」
と先生に言われた。なんで学級委員は毎回残らないといけないんだよ。那由多絶対許さん。
しかも今回は、スローガンやクラス目標、野外活動の目標などを美玖と話して決めないといけない。めんどくさい、、そう思った。
美玖と話しながらすこしづつ決めていく。そんな時ふと声?が聞こえた
「零?聞こえる?」
、、、この声は、、心?声というより何というか別の感覚器から聞こえる感じだった。
「聞こえてるんだ。よかった。のんきなこと言ってる場合じゃないの。急いで指示したとこまで来てくれる?いそいで!緊急だから」
「零くーん?どーしたの?」
美玖が話しかけてきた。
「わるい。急ぎの用事がはいった」
「りょーかい!昨日のお礼もふくめて後は私がやるよ」
「ありがと」
僕は急いで学校をでた。
で、こころ近くにいるんだろ?どこだよ?
「とりあえず駅まできて」
駅かよ!
「実はさっき銀行強盗がでて、助けてほしいの」
は!?強盗!!!?
自分と複製と、、、 @maxtxtusyu-boy
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