つきのさんの詩、大好きです!!また応援していきます♪詩が綺麗に頭の中に流れてゆく感覚でした。
きれいで、優しい言の葉たち。夜に、ひっそりと、一人で読み進めるのにぴったりです。でも、誰かに教えてあげたい。この素敵な詩集を!
つきのさんの第四詩集です。「月の道標」に始まって、「月想うひとありて」、「三日月想詩」と続き、第四詩集は「十六夜書簡」です。つきのさんが「月の欠片」で綴られた御言葉は、作者様の「心の欠片」を繋ぎ合わせた手紙のようで。客観的に、だけれども切々と、内面に語り掛けてくれます。「月」から「地球」へ届く言の葉は、やさしく冴えわたり、輝きを失うことなく、心の道を照らし続けることでしょう。
なんでしょう、標準語で書かれてはいると思うのですが、どこか京都弁で語られているような「まろやかさ」がある。それが魅力と思います。
スッと入って綺麗だけど、そこに共感と少しの振り返りを持たせる作品です。ふと疲れた時に、ふうって、気楽になれるそんなリズムが感じられて心地いいです。
言葉に魂が宿っている。つきのさんの詩を読むたびにそう思います。悲しさを伝えるために、喜びを伝えるために、時には嘆きさえも……言葉は生きたまま私の心に響きます。日々を愁いながらもちゃんと生きている証として紡がれる言葉たち。きっと前世から詩人だったのではないかとさえ思えます。この詩集はきっとあなたの心にも響いて癒してくれることでしょう。