久遠の空、伽藍の鬼(旧版)

キャラ造形時のネタ話その弐

はい、長くなったので区切りました。

キャラ造形時のネタ話その弐です。

▼帯包繭里（おびかねまゆり）

　メカクレ前髪枠。

　メカクレかわいいよね。必殺技は土下座。

　登場したけど活躍が少ないキャラその１。

　これはキャラ出しすぎ問題ですね、反省点……。

　メインの活躍は第弐篇からになる予定。

　第弐篇ではクオンと共に強敵に挑む、かも？　

▼鋳楔恋路（いくさびれんじ）

　タバコ大好きナンパ野郎。

　当初からキャラコンセプトは決まっていて、ほぼ変わらずですね。

　昼はぐうたらしてニート生活しているけれど、夜には人知れず鬼を狩っている凄腕の狩人、ってコンセプト。

　登場したけど活躍が少ないキャラその２。

　こいつの活躍は第弐篇以降になるかと。もしくは短編。

　第壱篇で一番ダメージ食らってる人。しばらくはベッドが恋人。

　一番の出番は決戦時だけど、それ以外の活躍があんまりはっきりしないうえ、持っている異能も説明がだいぶ遅れてしまった。不覚。

　恋路がどんな心境で明華の遺体を見ていたのかとか、また明かす機会を用意せねばですね。

▼簾縣（すがた）

　ギョロ目ちゃん。

　秘密を秘密に出来ないいけない子。しゃべりすぎてたら飛んでたのはこいつの首だったかもしれん。

　登場したけど活躍が少ないキャラその３。

　作中だと重大な役割を担ってはいるんですが、それゆえに他キャラとの絡みが少ない！　フルネームすら出てない！

　いっそ出さずにいるという手もあったかも。うぅん、未熟なり。

　この子の詳細は第弐篇で明かされるかもかもですかも。

　出番は格段に増えるよ！（当社比）

▼稲田吾郷（いなだあずま）

　ガキ大将。

　学校での新キャラが必要かと思って用意はしたものの、キャラの数から考えたら外すべきだったのかもと頭を悩ませる。

　日常パートの補強としての役割はあるんですがね。

　実は当初の設定だと鬼の犠牲者第一号でした。

　そこからどんどんと地位を上げていき、決戦時には活躍の場も。よかったな吾郷。

　次回以降も出番はあるけど、いいところはないかもしれない。すまんな吾郷。

▼泥繰（でく）

　骸骨武者。

　そりゃ５００年も飲まず食わずじゃガリガリ君になっちゃいますよ。

　襲いかかったり操ったりしたけど、ガランのことを王と慕っていた忠誠心の鬼。まじで鬼。

　名前の泥繰ですが、実は本人の名乗りでは正しくは『でぃく』、または『でぃっく』の発音がただしいです。

　ガランの咒童という名も、『じゅどー』が正しい発音。

　ちなみに名についてもう一つ。

　公募版では『泥傀』でした。

　変えた理由は、こいつに【傀】の字を与えるのが惜しくなったから。

　だって人と鬼と書いて傀ですよ、これはもっと他のところで使いたい。

　むしろ傀とかいてジンキと読ませるのもいいかなとか思ってるくらい。

▼父上（御剣狗獰（みつるぎくどう））

　知人連中からパパ上とか呼ばれてたキャラ。

　クオンの父親。御剣の現当主。

　キャラ造形、だいぶ苦労しているキャラなので、はっきりとした形になるまで登場しないかも。いずれは出てくる予定だけど、第肆篇とかになりそう……。

　作中、確認してみたら結構な回数父上父上言ってるんですよね。どんだけ父上好きだよ。

▼黒い女

　御館様のいいひと。

　名前すら呼ばれていないけど、出番は簾縣よりもある。簾縣は泣いていい。

　実は公募版では影も形もなかったキャラ。設定はあったんですが、一巻中で設定回収できないからこれは出さないほうがいいなと思って出さなかったんですよね。

　Web投稿するにあたって、よっしゃ出番ばんばん追加したれって書き足していってたらああなりました。

　色々と謎の多いミステリアスなキャラ、のつもりなんですがどうでしょう。

　ただの不思議ちゃんになってやしないかとヒヤヒヤ。

▼櫃木純士（ひつぎじゅんし）

　マスオさんで第壱篇の黒幕。……黒幕？

　御館様がやろうとしてることに便乗していろいろやろうとしてた人。

　一見優しいお父さんだけど実は……みたいなキャラを作ろうとしたんですよ。

　最初はもっと、本性を現して外道ぶり発揮しようかとも思ってたんですが、書いていくうちになんか違うなと思い表裏のない性格になりました。

　彼がやろうとしたことはクオンがエピローグで推測していますが、実際どうなのかは本人のみぞ知るという感じ。

▼ひみこ

　お姉ちゃん従者。

　クオンの守人。公募版では名前すらなかった……。

　名前を与えたからには出番がありますよ、ええ。

　御剣本家が舞台の物語には、顔を出すかと。

　どういうキャラかは、またいずれ。

　……とまぁ、だいたいのキャラは語ったかな？

　そんな感じで、それでは。