ノーオナニー・ノーライフ

「そんなことはどうでもいい。お前の目的はなんだ!!」


「ワシの目的は貴様にオナニーをさせないことだ」


 チンマは当然のように言った。


「オナニーをさせない?」


「お前はこのボクにオナニーをさせないと

 お前は言うのか?このに??

 ふざけるな!!!

 それは射精至上主義ノーオナニー・ノーライフを心に刻み、17年間生きてきたボクの全てを否定する言葉だぞっっ!!

 大体右手ごどきに宿った程度でこのボクの射精を止めれるわけがないだろ!!


 馬鹿がぁっっっっ!!!!!


 射精を止めるならば直接ちんこに宿るんだったな!!フハハハハハ」


 ボクは頭の中で同級生に放課後しごかれる妄想をし、ちんこに指一本触れずに、イきかけたその時


「なっ何!?

 射精ができないだと?

 毎日オナニーし続け想像のみでイく領域にまで達したこのボクがイけないだと!?」


「当たり前だワシが右手に宿った時点で貴様は射精という概念を失ってしておる

 詰んでおるのじゃよ貴様は

 ワシが離れん限り貴様は射精することはできん」


「ふざけるな!!

 こうなったら腕をちぎってでも!!」


「やめておけ、ワシと貴様は魂まで融合した腕を切っても無駄じゃ」


「やってみないとわからないだろ!!」



 ボクは厨二病を拗らせた時に買ったよく切れる大型のナイフで腕を切った。

 想像を絶する痛みで後悔しながら衛◯士郎はこの痛みに耐えたのかと考えていると


「なっ何!?」


「な?無駄と言ったじゃろ」


 なんと腕が逆再生していくかのようにして元に戻っていった。


「お、お前はそこまでしてボクの生きがいを奪うのかっっ!!」


 ボクは人生でこれまで無いほど怒っていた。

 いまならばおそらくムキムキの黒人4、5人を相手にしても負けなかっただろう


「まぁそう怒るな」


「ボクはオナニーと共に生まれ、人生のすべてを戦場オナニーに尽くしてきた。

 オナニーができないのならボクはオナニーと共に死ぬ。

 これがスジを通すってことだ!!!」


「はいはい、かっこいい、かっこいい」


 チンマはボクを諭すように言った。


「ワシと融合した時点で簡単には死ねなくなっておる。腕がくっついた時点で気づけ馬鹿もの」


 なん、だと............


「そんなに慌てるでない、条件を満たせば貴様はすぐに射精出来るようになる」


「な、それを早く言え!

 それで条件とは??」


 「それはのう..........」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

絶対にイかせないぼくの右手 @siki039

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ