少し情けないところのある中学教師が、1人の生徒の進路に向き合うお話。
私、筆者が女性だとずっと思っていたのですが、それは本作品でもそうですが、細やかな人物描写で等身大の少女を爽やかに描けるからだと思います。大人の男の人が書いた少女に違和感を感じたことありませんか。それが不思議とこの作品にはないんです。
つまりヒロインにリアリティがあり、年齢相応であり、小説を引っ張るだけの魅力がある。けっこう難しいと思うんですが、自然体で描き、読了感よくまとめているのは本当に尊敬です。
青春ものに分類できると思います。柑橘系の匂いは大人の嫌な臭いを消して最後に青空を見せてくれるような作品でした。短いのでぜひ読んでみてくださいませ。
こらっ! 穂乃果! よくも私のぶんのパンを食べましたね。今日こそは許しませんからね!
……って、穂乃華 総持様ではありませんか?
穂乃果がこちらにいると聞いて参ったのですが、『ほのか』違いでしたね。
そういえば、穂乃華 総持様の作品を拝読させていただきました。
担任の葉太先生をからかっていながらも、どこかで思いつめていた桜子さんに対して、最良の解決案を模索し提示できたのはお見事でした。
諸般の事情により、高校進学を断念しなければならないというのは、本人にとっても社会にとっても損失だったでしょうからね。
暗くなりがちなテーマを、最後まで明るさを保ったままで描ききったのはさすがです。
素晴らしいです☆
きっと作者の穂乃華 総持様の明るくて前向きなお人柄が、作品を暗くさせなかったのでしょうね?
まるで、私たちのスクールアイドルグループμ's(ミューズ)のリーダー、高坂穂乃果のように。
こちらの穂乃果も太陽のような明るさで、私たちの進む道を照らしてくれるんですよ♡
って、その穂乃果を探していたのでした。
穂乃果ったら、私のぶんのパンをこっそり食べてしまったのです★
穂乃果のことを尊敬してはおりますが、それとこれとは話が違います。見つけだして懲らしめてやらなくては。
それでは失礼いたします、穂乃華 総持様。
出演
園田海未(CV:三森すずこさん)
『ラブライブ!』より