葉桜の頃には、辿り着けるでしょうか

なんて難しい。
読んでいると身につまされるよう。

それでも、決断して、言葉を尽くしていかなくちゃいけないんだろうな。
そんな思いを、後押ししてくれる物語です。

誰しも自分のことが分からない。当たり前が、どれだけ恵まれていたのか。
だから他者のことも分からない。
自分のことを知るには他者の存在が必要で、その為に自分も他者も傷つけないといけなくて。

それでも、長い時間と言葉を使ったら、何時かは辿り着けるでしょうか。
葉桜の頃には。

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