基本的に毎話必ずニヤリとしてしまうポイントがあって著者様の策に載せられてしまっているのが少し悔しいです、人前じゃ読めないじゃないですか!
他の方も仰ってますが、木工シリーズ第八弾が強すぎる!制作背景といい、元となったブツの特性といい、私たち読者と父に対して特攻が過ぎると思うのですが……読み返す度に笑ってしまいます。
アレクくんはもちろんのこと、何がとは言いませんがヤバいレリーナちゃん、アレクくんに謎の理想を追わせ続ける母、描写があるだけで安心するユグドラシルさん、アレクくんの実験に付き合ってくれる大ネズミくんなどなど本当に魅力的なキャラクターが豊富です!
これから先、アレクくんの前にどんな困難が立ちはだかって行くのか楽しみで仕方ありません。これからも著者様の描くアレクくんの物語をお待ちしております!
……ところで、応援メッセージまで面白いのは著者様の陰謀なのでしょうか?
非常に残念な人間達と非常に残念な神様が繰り広げる常識削りな物語。
破るレベルではきかないくらい削り取ります(´・ω・`)b
登場人物は全員漏れなく、どこか残念( *´艸`)
題名や粗筋に書いてあるのと、読んだ感想が違うのに間違ってはいないという不思議さと可笑しさは読んでもらわないと分からないかな。
他のレビューでも書かれてるけど、ジワる面白さというか、読んだ後から突き上げるような鳩尾にボディブローみたいな面白さの質が違うところが凄い。
好きなお笑いの芸人が違うように、ハマる度合いは人それぞれだとは思うけど、想像の斜め上に抉り込むような視点や発想は斬新でした。
お笑いを見るように不具合は何も考えず読めば、王道ネタを盛り込みつつもどこかズレてる、残念な人間性が起こす珍人生を楽しく読める作品かと(`・ω・´)b