なんとなく惹かれる題名、文章。時流に乗ったお話しで、思わず読み進めてしまいました。ただ、こんなモノを知っている作者は、きっと最近の若者ではないな、と思いました。
たまーに思いついて書きためていた短編たち。自分で読んで何度もニヤニヤしたり、職場の文化祭の文芸部のコーナーで並べる程度だったのに。「こんなサイトがあるんだ!」…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(432文字)
読みながらケサランパサンはこんな感じかなって想像してしまいました。
第一発見者が私でなくて良かったな大佐。もし拾われていたならば月曜の燃えるゴミの日に出されて今ごろ処理場の焼却炉の中で灰塵と化している。少佐と名乗る太鼓持ちも含めてな。少年に感謝するがいい。
会社で僕の隣の席の先輩が、新型コロナウイルス感染症と判わかったからだ。僕は、自宅待機を言い渡されたのだった。僕が自宅に到着すると、玄関のドアの前に真っ白なフワフワしたものが転がっていた。意…続きを読む
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