身売り少女の不幸な生涯

秋葵(おくら)

第1話 

幸せな毎日だったのに、どうしてこうなったんだろう。


今日、お父様の事業が失敗に終わったらしい。


使用人が皆辞めていき、家具も次々と家から運び出されていった。


「悪いが、お前には奉公に出てもらうことになった」


告げるお父様。


馬車に乗せられ運ばれるわたし。


その日、わたしは奉公先のご主人様に無理やり犯されました。


なんどもなんども、納屋の片隅で、腕を押さえつけられて。


昨日まで、なんともない日々だったのに。


嗚咽が喉から漏れました。

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身売り少女の不幸な生涯 秋葵(おくら) @gbkvshbc

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