歳をとるほどに、自分のいろいろな可能性が潰れていくのを感じます。

例えば十年ほど前の自分は、正社員になれる可能性があるとまだ信じていました。

しかし、とある職場で自分には仕事ができないことを散々突きつけられたこともあり、正社員になることを諦めました（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16817330651492728715）。

それからはラノベ作家を目指しだしました。

プロになるために最初の新人賞向けの小説を書き始めてから、そろそろ十年になります。

昔はアイディアが尽きずばりばり書けたので、書き続けて腕を上げていけば、そのうちプロになれる可能性があると思っていました。

しかし最近はスランプに陥り、そもそも新人賞に出せる長編小説自体を書けなくなってきました。

だから、今の自分には、プロのラノベ作家になれる可能性がないと感じます。

それでも、まだプロになることを完全には諦めておらず、書き続けています。

それは、自分の可能性が復活する可能性を信じているからです。

実際、少しずつですがスランプからのリハビリが進んでいる感覚はあり、また最近では、オンラインドキュメントや生成AIといった新しいツールに頼ることで、また長編小説を書けるようになるかもしれないと考えています（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818093081179416196）。

そうして努力を続ければ、またプロになれる可能性を取り戻せるかもしれません。

今日も少し愚痴っぽくなりましたが、プロのラノベ作家を目指すための意地を語りました。

大沢の可能性を、読者の皆様にも見届けていただければ幸いです。