創造性の外注
経済学者・野口悠紀雄氏は、著書「書くことについて」で、最先端の本の書きかたについて論じています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818093076519830493)。
具体的には、アイディアをスマホでも編集できるようにオンラインドキュメントにメモして管理し、一冊の本に育て上げていく方法を語っています。
野口氏はそのことを、「外部脳を活用する」と表現しています。つまり、脳の外部の記録媒体(メモやオンラインドキュメントなど)を活用することで、脳のリソースを創造的な作業のために開放するということです。
最近自分は、それをさらに一歩推し進めて、創造性を外注できないかと考えています。
つまり、創造(アイディアの結びつきや膨らみ)を、自分の脳ではなく、脳の外のデジタルツールで行えないかと考えているのです。
なぜなら最近、自分の脳の創造性の低下を感じるからです(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818093081114481881)。
創造性の外注のための具体的な取り組みとして、今回の小説執筆では、プロットをオンラインドキュメントで作成してみました。また、野口氏の言う「外部脳」とは少し違いますが、今回はプロット作成にChatGPTも活用しました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818093078484574360)。
それらを上手く使いこなせば、今のスランプを脱出できるかもしれない、という期待を、少し抱いています。
新たな創作のスタイルを確立しようと試行錯誤する大沢を、見守っていただければ幸いです。
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