人間の思考の必要性はなくならない
先日、遅ればせながら初めてChatGPTを利用しました。小説のプロットを膨らませるための相談のためです。
ChatGPTは、小説のプロットという長くて複雑な文章でも一瞬で読み取り、その内容をちゃんと汲み取った上で回答してくれたので、
「これなら汎用人工知能(AGI)も技術的特異点(シンギュラリティ)も時間の問題だな」
と自分は思いました。
AIは人間のそれに匹敵する思考能力を手にしつつあり、そして割と近い将来に、少なくともテクノロジー的にアップグレードされていない人間の思考能力を凌駕するでしょう。
しかし、人間の思考の必要性がなくなるとは、自分は考えていません。
まず現時点では、例えばChatGPTを例に挙げるなら、それにとって答えやすい具体的な質問や、それのアドバイスを受けた上でどうするかは、まだまだ人間が主体的に考える必要があります。
また、将来AGIが登場したら、おそらくそれが新しい「人間」として認められるでしょうし、一方では生物として生まれた人間も、自らの脳や身体をサイボーグ化で強化することで、AGIに匹敵する知能を得ることができるでしょう。
だから、人間の思考の必要性はなくならないと、自分は考えます。
普段から主張していることですが、最近のAIの進歩を体感して改めて思ったことなので、再度書きました。
人類が、将来も有意義な思考をする存在であり続けることを願っています。
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