自分の魂を殺していた頃

自分は大学院二年から修了の翌年まで正社員目指して就活していたのですが、その頃に精神を病み、肉体的な健康も損ないました。詳しくは、この記事に書いています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700428516262052)。

最近でも、その時期のことを反省します。自分の魂を殺していた時期としてです。

よって、上の記事に書いた内容に加え、どういう点で魂を殺していたか、さらなる反省点を挙げてみたいと思います。


・「今欲しい幸せ」をないがしろにしていたこと

このことは、上でリンク貼った記事に書きました。

就活していた頃は、意識的にゆっくり休んだり遊んだりする日を持たなかったので、精神を病んでいきました。


・自由を捨てようとしていたこと

自分はどうも自由志向の強い人間らしく、昔から、他人の指揮や集団のルールのもとで働く正社員になっている自分を想像すると、息苦しさを感じていました。逆に、自分が楽しめる仕事を自分で作れる、ラノベ作家などの個人事業主にあこがれていました。

しかし就活していた頃は不自由な前者を目指していたので、自由を捨てようとし続けるという苦行を自分に課していたと思います。


・成長していなかったこと

自分の成長を感じると、「生きてる」という感じがします。

例えば小説も、少し前までは書けば書くほどに腕が上がっていくのを感じて、新人賞で二次選考を通るという成果を二度得られて、「自分が成長する」楽しさを感じられました。

しかし就活では、いくら面接の練習や実践を重ねてもあまり上達せず、成果も出なかったので、自分の成長を感じられませんでした。そんな時期が続いたことも、苦しさの要因だったと思います。

また余談ですが、最近では小説がスランプに入っていて、創作において自分の成長を感じられません。だから、できることを増やして、自分の成長を感じ続けるためにも、生きがいを多角化したいと思っています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16817330668004474002)。


上記の反省点から逆に言うと、魂を生かすためには、

・「今欲しい幸せ」を素直に得ること

・自由であること

・成長し続けること

が必要になると考えます。


この反省が、読者様のお役に立てば幸いです。

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