「今欲しい幸せ」をないがしろにし続けた結果

現在の自分は「今本当に欲しい幸せ」を味わっていると、前に書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700427426495626)。

その記事では、逆に就活してた頃に「今を楽しむこと」を後回しにし続けて後悔した、とも書きました。

ただ、その苦しみが続いた結果については書き足りませんでした。それを今日書く気になったので、書きます。


上の記事でも書いたように、自分は20代の頃には、正社員目指して就活していました。具体的には、大学院二年生の時に一社受けて、卒業後には同年の終わりくらいまでは、正社員採用の面接を受け続けました(そして落ち続けました)。

そして、大学院卒業の翌年の初めくらいから、「いきなり正社員は無理だからまず派遣社員として経験を積もう」と考え、派遣会社三社に登録しました(その際登録したどの会社からも、結局仕事は得られませんでしたが)。


正社員採用を目指していた頃には、バイトもしながらその合間にハロワ行ったり履歴書書いたり面接のために遠出したりしていて、意識的にゆっくり休む日をほとんど作りませんでした。そんなリフレッシュできない状態で面接にも落ち続けたから、「自分の存在価値さえ分からない」という、やばい精神状態に次第に落ちていきました。

そのストレスのため、いつしか街中でパン屋を見るたびに、お腹が減っていなくてもパンを買い食いするようになりました。それで胃腸に負担をかけ続けた結果、派遣会社への登録をしていた頃には、一か月近くほとんどお通じがなくなったのです(汚い話で申し訳ございません)。何かの病気ではないかと心配して、病院で検査を受けたほどです。

その後、ひとまず胃腸の調子は改善したものの、ネットのちょっとした情報から「胃腸の調子が悪くなる原因は肉食だ!」と短絡的に考え、たんぱく質の摂取量を異常に減らした時期もありました。そしたら、どんどん肌が黒ずんだり染みができたりしていった上に、ハロワの人にも気づかれるくらいにがりがりになっていきました。だからさすがにその後、たんぱく質はしっかり摂るようにしました。

その時期を経験した後にやっと自分は、「本当にやりたいことをやる・今味わえる幸せを味わう」生きかたを、少しずつ身に付けだしました。


そんな、ストレスで頭おかしくなって、肉体的な健康さえ損なった時期の反省からも、自分は「今を楽しむ」ことにしています。

「今欲しい幸せ」をないがしろにした結果とち狂っていた頃の自分が、よい反面教師になれば幸いです。

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