暖房代を上回る損失
前に、母が夏の暑さを極力冷房つけずに我慢していること、その影響で自分も昔は我慢していたことを書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054918230056)。
冬の寒さも、母は同じように我慢しています。居間には石油ファンヒーターがあるのですが、母がそれを使うのは主に朝食と夕食の時間帯だけで、昼間や夕食後は暖房をつけないか、電気式のストーブやファンヒーターで耐えています。
一方、自分は昔よりはいろいろ我慢しなくなりました。だから夏には、自室と二間続きの仏間にあるエアコンで、なるべく冷房を効かせています。
それでも、冬の寒さは夏の暑さよりは我慢しています。基本的にうちでは、石油ファンヒーターを効かせるのは居間とそこから続く台所くらいで、他の場所では暖房なしか電気式のストーブやファンヒーターで耐えるしかないからです。
自分も、自室に石油ファンヒーターをいちいち持ってくるのが面倒なので、昼間の寒さには主に電気ストーブで耐えています。
そんな寒い生活をしていると、
・朝に布団を片付けようとする際や昼寝の後や、夜寝る前のんびりしている時など、寒さのためになかなか動けなくなる
・風邪を引かなくても、寒さに耐えるために神経が疲れる
・手荒れしている場合、それが悪化する
などのデメリットがあります。
一つ目のデメリットは単純に時間のロスになるし、二つ目のデメリットは頭の回転を悪くします。あと、三つ目のデメリットが、手荒れからの出血によってパソコンを壊したり大事な書類を汚したりすることにつながらないか……と、近年は冬のたびに心配しています(一応書いておくと、出血が心配になるレベルで手が荒れている時は、ビニール手袋をはめます)。
そういう損失が積み重なっていけば、人生そのものも損するかもしれません。その損失の大きさは、暖房代のそれを上回るはずです。
だから自分は、一人暮らしを始めたら、お金が許す限りは生活・作業の場にちゃんと冬に暖房を効かせていたいです。
我慢することのデメリットの話は、寒さ以外の切り口から、前にも書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816452221273516714)。
しかし今回、寒さという切り口からより具体的に、我慢の「毒」のことを改めて書いてみました。
その「毒」から逃れてくださる人が、一人でも増えれば幸いです。
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