この小康状態はきっと長続きしない

現在、母との関係が小康状態です(ちなみに父とは最近でもほぼ毎日、丸一日ほとんど顔を合わせず一言もしゃべっていません)。

母は最近では、怒ってくることや小言を言ってくることがほとんどなくて、以前に比べれば優しいです。

しかし、それを「小康状態」と書いたのは、それをあくまで一時的な状態だと考えるからです。

つまり、それが長続きすることを、自分は期待していません。


まず、その小康状態の理由は、自分(大沢)の経済的な自立への道筋が(一応)見えていることだと思います。

自分は(もちろん本当の理由は両親に伏せつつ)息苦しい実家を出るために去年から活動していて、その支援をしてくださっている福祉士さんから母に、実家を出る予定のことを先月に伝えてもらいました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816927860180395062)。

それと合わせて、実家を出た後の経済的な自立に向けた支援の計画も示してもらいました。

母の態度が優しくなったのは、それからです。


思えば自分には前にも、経済的な自立への不安を持たれている際に、母からきつく当たられた時期がありました。

(今まででは)最後に勤めていたバイト先から雇い止めを受けた後に自分は、両親には内緒で、個人事業主として開業しました。

事業のことを黙っている間、両親からは無職だと思われていて、「ずっと無職のまま生きていくつもりか」という母からの説教や、その他のことでの小言が、時が経つほどにきつくなっていきました。

そのため、バイト雇い止めから一年ほど経ったある日に事業をやっていることを話したら、しばらくは母の態度も軟化しました。

しかし、その事業でも稼げない状態が続いたら、また母の心配や説教がきつくなってきたのです。


だから実家を出た後も、経済面で母から心配されるような状況が残念ながら続いた場合、母からの干渉がまたきつくなる可能性はあると考えています。最近でもすでに、家電の購入や食事についての指図をちょこちょこ受けています。

よって自分は、最悪の場合には母とのコミュニケーションを強制的にシャットアウトすることを覚悟しています。


自分と両親との関係がこれから実際どうなるか、まだ分かりません。

ただ、息苦しい家庭に育った人間の人生や想いの記録として、この記事が役に立てば幸いです。

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