茨の道は続く
昨日は、就労支援や実家脱出の支援をしてくださっている福祉法人さんの事務所で、母を交えた「三者面談」を福祉士さんにしていただきました。
そこで、実家を出る予定のことを福祉士さんから母に伝えてもらったところ、意外とすんなり納得してもらえました。また、その話は母が父にも伝えてくれて、そっちにも納得してもらったようです。
実家を出ることを両親に納得してもらえるかどうかは、懸念していたハードルの一つでした。それを昨日は、無事に越えられました。
しかしながら、以下の二点の理由で、実家を出た先の人生も茨の道になりそうだと予感しています。
まず一点目は、あくまで地元の市内に留まるため、やっぱり両親とリアルで顔を合わせることがなくならなそうだ、ということです。
さっそく昨夜のうちには母から、「週一で帰ってくるやろ?」と確認されたり、逆に母のほうから会いに来ると言われたりしました。母からの、特にリアルでの干渉を断ち切れないなら、結局実家に居るのとあまり変わらないのでは? という懸念はあります。
それと二点目は、就職に向けた活動をする、ということです。
実家を出ることについて母を安心させるため、それに自分自身食べていくために、実家を出たら障害者向けの職業訓練など、就労に向けた支援を受けます。
自分は精神障害者なのですが、健常者と同じ就活や非正規労働をしていた頃にさんざん上手くいかない経験をしてきました。それを差し引いても、自分はどうにも、集団に属して他人の指揮下で働くこと自体への抵抗を持っています。だから正直に申し上げると、自分の中で就職への苦手意識は根強いです。
その苦手なことのために、自分にとって生きがいである創作活動へ十分な労力と時間を割けなくなり、またそのために創作活動で食べていく未来が遠ざかるのでは……というもどかしい気持ちを、正直持っています。
それでもひとまず今のところ、
・一人暮らしなら、母からの干渉の遮断が容易になるかもしれない(最悪の場合LINEも電話もブロックして、リアルで尋ねてこられても居留守使う)
・自分一人で落ち着いて過ごせる家で、自分に合わせて生活環境を最適化すれば、案外創作活動に使える精神力や時間の余裕を持てるかもしれない
・健常者と同じ就活ではなく、障害者向けの就労支援からの就職なら、無理のないペースで慣れていけるかもしれない
・就労支援で得た経験やスキルも、創作活動に役立つかもしれない
という前向きな期待は持っています。
だから、実家を出る方針は変えていません。
今日の記事は、実家脱出に向けた中間報告です。
きっとこれからも自分は、変化し続ける人生の節々で「中間報告」をお届けし続けると思います。
それをこれからも、見守り続けていただければ幸いです。
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