前のエピソード――自分に「おっけ（OK）！」

自分は今まで実家から離れて生活したことがなく、未だに両親のすねをかじっています。だから経済力や生活能力という意味では、自分は一人前ではありません。

それでも今、一人で生きていくのに必要な覚悟は、少なくとも持っているかもしれない。少し前の話ですが、運転免許返納した（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054921926400）後にそう思いました。

免許を返納した際、車を運転する資格を放棄するリスクや、両親に怒られて精神的にダメージを負う（案の定、後で実際に怒られました（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054921971865））リスクを覚悟して、実際に行動しました。

つまり、自分の人生を左右しうるリスクや、身近な人たち（それも抑圧的な人たち）の反対も覚悟して行動できたことで、人生に関わる選択を自分で決める覚悟が強まったのです。

逆に今まで実家を離れられなかったのは、自分は両親から離れては生きていけないのではないか、という恐れがあったからだと思います。

それどころか、（例えば正社員就職などの）両親に納得してもらえる「正しい道」を外れたら生きていけない、と恐れていたこと。それが、自分の強みを生かせる道を長いこと避けてきて、今でも経済的に自立できるだけの仕事ができていない理由かもしれません。

あくまでも覚悟ができた（かもしれない）という話なので、実際に独り立ちできるのは、まだ先になると思います。

それでもきっと、その覚悟を行動に移す時は否応なく来るはずです。

これからもきっと、いろいろな試練を経て覚悟を固めていくだろう自分を、見守っていただければ幸いです。