17年前の懸念
今まで「うちの両親はおかしい」という話を、いろいろ書いてきました。彼らのおかしさに気づき出したのは、20代からだったと思います。
一方、自分自身について「どこかおかしい」と気づき出したのはもっと早いです。とはいえ、遅くても中学3年生頃だったと思います。
振り返れば、小さな頃から周りから浮く言動や迷惑な言動が多く、小学校高学年くらいからいじめられたり気持ち悪がられたりするようになりました。
そして中学3年で放送委員長をやっていた時には、
・会議の進行に手間取って、先生に怒られた
・部活紹介のビデオの作成を頼まれたものの、撮影にもたついて作れずに終わった
などのことがあったため、自分の実務能力の低さを思い知りました。
また、2年までは数学の成績が悪くなかったのですが、3年からはなぜかつまづき出して、受験勉強でも苦戦しました(それでも頑張って第1志望の高校に受かったのですが、それがいいことだったかどうかは分かりません)。
そういうことがあったため、
「自分は実は、社会で生きていく能力が低いのではないか? まともな仕事が得られず、人生行き詰まるのではないか?」
という懸念を、その頃にやっと持ち出しました。
残念ながら、17年前のその懸念は、今のところ当たっています。
32歳になった今まで、自分は一度も正社員就職したことがないどころかバイトさえクビになったことがあり、なおかつ自分の事業でも稼げていません。
今でも毎日のように、
「このまま自分の事業でも稼げずバイトさえできず、両親がいなくなっても生活保護も受けられなかったらどうしよう?」
と心配しています。
そのどん詰まりを避けるために、自分も創作のスキルや実務能力を少しずつですが伸ばしてきたつもりです。
それで、本当のどん詰まりが訪れる前に食べて行けるようになるか、今は分かりません。
ダメダメ人生の典型か、遅咲きのサクセスストーリーか。
自分のこれからの人生がどちらになるか、見届けてくださるかたが一人でも多くいれば幸いです。
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