太陽系通過中

焦燥、憔悴、劣情、全てはキミから水星

自転速度を超えて、誰も通さないここでなら君を捕まえたい金星

月は君の拠り所

若さは永遠、神が宿る峰で君の電波を待ち続けます希望の象徴は火星

恒星のなり損ない、ほのかな明かりを灯す木星 

異星の神はモノリスから目指せ土星

眠くなってきたらベンゲルでも流しましょう天王星 

憶測なんて役に立たない、あなたとぼくの交わらない関係逆転中海王星

科学者たちは仲間外れにしたけれど、ぼくの心の公転周期上回り続けて、人生の終点冥王星

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一昨日おいで 褐色 @1253135Chii

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ