この面白さはうまく言語化するのが難しい

時々挟まれるユーモア溢れる一言。ノスタルジックな時代背景。無双するババアと家族愛。
いろいろな感情がぎこちなく交差する物語は悲しみを帯び、そして時にプッと笑わせてくれる。
これが人生なのかな、と。
笑うこともある。しかしどん底みたいな現実も目の前に広がっている。
登場人物たちのリアルな人の感情は、読者が期待した結末を迎えるとは限らない。
心の奥に秘めた想いは伝わらない。
それでもババアの袈裟斬りは止まらない。
さぁ、ババアマギアの行く末を見届けよう。