オチで思わず吹き出しました。どこかの逸話のようにすっと入ってくるのは、ひとえに話がわかりやすく、且つ軽妙な文体にあるからでしょう。2020年の夏が先行きわからないからこそ、こういったクスッとする話に心が落ち着かせられるのだと思います。面白い作品をありがとうございます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(180文字)
シンプルなクソゲーといえど本気でやり込むと相応に手間暇がかかるもの。そんなthe・クソゲー「VR蚊」に何故かハマった主人公が夏休みを費やして手に入れたあだ名が笑えます。
うわ、懐かしい。そんな感想をまず抱きました。プラットフォームは忘れてしまいましたが、実際蚊を退治するゲームありましたよね(存じなければ、老人の戯言と思って忘れてください)。そちらはコントローラー操…続きを読む
さくっと読めて、ストーリー性があって、山場も用意されていてちゃんと面白い。小説を作る上での基本がきっちりと描かれている。あっさり熱が入って意固地に愚直にやりこんでしまう高校生男子の心情描写もリアルに…続きを読む
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