その走りは、一人のものじゃない

みんなの期待の俊足女子は、交通事故に遭い、片腕を失う。
支えてくれたのは周りにいる人々。
彼女がその舞台に立てたのは、支えがあったからこそ。

一つの舞台が多角的に描かれる。
複数の視点から語られる物語の構成が、彼女は一人で走っているわけじゃないことを教えてくれる。

挫けてもまた、目標に向かって。