世界の終わり

あと3時間で世界が終わる。

それを聞いた研究者たちは、世界を終わらせようとしている「奴ら」に対抗するためあるものを完成させます。
さて、彼らは3時間後に迫る世界の終わりにどう立ち向かったのか。

ラスト数行でのどんでん返し、予想外の結末に驚かされました。
彼らが何と戦っていたのか、読んで確かめてみてください。

裏切られたような、逆に爽快なような、見事などんでん返し短編です。

本当に短くて、数分程度で読めてしまう短編小説だ。だが、その数分の間、私は夢中でこの物語を貪った。
世界の終わりがもうすぐやってくる地球。研究者たちは宇宙人か、隕石を止めようとしているようだ。
７５パーセント、あと１００パーセントで地球は救われる。頑張れ。そう思い、手に汗握りながらスクロールして１５０パーセントの文字を確認する。
「やったね！」と思った瞬間、まさか地へ落とされるとは……。
これこそどんでん返しだ。本当に、意外すぎて顎が開きっぱなしで痛い。
短いが、驚きと読後感は長編小説並みのものだった。次回作も期待しています。

数ある結末の中で、このパターンを思いついた人はどれだけいるのだろうか？
少なくとも私は見たことがない、そんなラストが待っている。