本作に登場する PURIN さんは
頭を抱えて悩んでいます。
KAC のイベントに参加したいけれど期限もあるし
そんなにうまくネタが思いつくわけないだろと。
で、LED電球点灯です。
お題の「ドンデン返し」について書けばよいではないか。
語源を調べます。
諸説あります。
江戸時代くらいからあるのですかね。
草紙ものと言って物語があふれていた時代
そりゃ、中にはどんでん返しのある物語もあるでしょう。
どんでん返しという言葉もそこから生まれたのでしょうね。
本作ではみっつの説が紹介されます。
わたくしもひとつ説をもっています。
どんでん返し、それは大きな物語をひっくり返す
そのときに発する音や振動をあらわした言葉なのですね。(九乃カナ説)
どんでん返し
古来、絶体絶命からの逆転劇は読者を魅了してやまない仕かけであった。そのルーツは大航海時代におけるスペイン人の貴族、ドン・デル・ガエージョとされる。
ガエージョは稀代の毒舌家であったため頻繁に決闘を申し込まれたが、いかなる場合にも素手で応じ相手の武器に関係なく逆転勝利を納め続けた。
このことから人々はあらゆる逆転劇を『まるでドンデルガエージョ!』と叫ぶようになり、スペインからはるばる織田信長に謁見したある宣教師が桶狭間の戦いを知って同じ台詞を口にした為日本に伝わったものである(偽民明書房 『東西逆転概論』、升気 達明、敬称略)。
俺は一体なにをやっているんだ!?
まあ、とにかく、必読本作。