たった一人の後宮は波乱必至⁉

たった一人で後宮へ入る事となった娘、素流。そんな彼女に、皇帝である一翔は、冷ややかにこう告げる。
世継ぎを生むための道具にすぎず、寵愛など得られないと。

世継ぎを設ける事こそ後宮の役目とは言え、あまりと言えばあんまりなこの言葉。果たして素流は泣き崩れるのか、はたまた悲しみを飲み込み気丈に振る舞うのか。いいえ。なんと彼女は、ならば早速子作りをと言わんばかりに、皇帝陛下を押し倒してきたのです。

後宮ものには明るくないのですが、こんなにも大胆かつサッパリとした主人公が他にいるでしょうか? 多分、いないと思います。
不遇に耐え、それでも健気に頑張るサクセスストーリーかと思いきや、振り回されるのは皇帝陛下の方だった?
はたして校庭の寵愛、そして世継ぎはどうなってしまうのでしょうか?

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