1章 異界より魔導王降臨

プロローグ

 ロンドンでのとある夜こと……………

 小太りの男が、薄暗い路地裏で逃げ回っていた………


『クソッもう派遣されたのか!流石に手が早いな!だが、そこまで強い奴は、来ないだろうだが最近手が足りないらしいからもしかするとの所から派遣ーーーーいや、考えすぎか?』


 男が、そんなことを考えていると


「おい、テメェ」


 声がした。男が、恐る恐る声の聞こえた屋根の上を見てみると………

 そこには………がいたーーーーーー

 は、男を見下ろしていたーーーー

 その紅き目で、じっとこちらを見つめていたーーーー

 何故が俺なんぞに派遣されてんだ!?

 男は、気づいたーーーーー


『う、うご……け…ない?ま、まさか!これが、の……魔導王デストロイの邪眼か!これは……静止の呪いか……チッ…解呪術式が効かない!?ヤツの邪眼がここまで強かったとわ!クソッ』


「知っているとわ思うがまず最初に自己紹介させてもらおう!我が名は、魔導王デストロイ結社インフェルノ・カタストロフィーの盟主であり世界最強の魔導師であるッ!まずは………そうだな『平伏しろ』」


 ゴスッっとゆう音がし気がつくと男は、デストロイの前で平伏していた。


 こ、これは……呪言の類か?だがヤツの邪眼と同じように魔術的守りは、完璧…か……

まぁ、魔導王さんにかなうわけねぇよな


「まぁ、わかっているだろうがお前が、何故俺に追われてるか分かってんだろう?お前の罪状は、魔術によるスリをし過ぎた。それによりわざわざ我がかり出されたのだぞ?何故、こんな時に犯罪すんだテメェ?とりあえず契約書コントラクトに『サインしろ』」


 男が、もう抵抗する気もなくそのままサインするとデストロイは、「確かに受け取った」っと言い残し立ち去って行った。

 男は、しばらく立ち尽くしていた…………





















  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

我が魔導書は、異界でも最強なのだ!~厨二兼最強魔導師は、異世界でも最強だった~ 魔王 ユキ @kouseigod

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ