概要

世界なんて、案外簡単に終わる物です
「ねぇ、あの話を知ってる?」

 君はある日、そんな風に僕に教えてくれた。
 よくある話。単なる都市伝説にしか聞こえないその話。

「この世界は四年に一度、終わりを迎えるんだって」

 科学的根拠が無い上に、現実味に欠けた話。
 四年に一度と言うのなら、他ならぬ僕ら自身がその事実を覚えていなければおかしい。

「それがね。一度終わって、また始まるらしいの」

「それはまた、随分ご都合主義な話だね……」

 記憶に留めておく価値もない。そんな風に適当にあしらっておく。
 君は不満そうに「本当なのにー」と口を尖らせていた。
  • 完結済1
  • 3,985文字
  • 更新
  • @sunatake

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