概要
寂しくない。あたしとチカの行く場所は同じだから
ユウとチカは離島で暮らす中学二年生。
二人は中学校を卒業したあと、島を出て本土の高校へ進学し、それぞれの高校の寮で生活することになっていた。
ユウの家の窓から臨む、本土の一番高い山。山のてっぺんが顔を出す場所を『空と海の交わるところ』を呼ぶユウは、今日もチカと駄弁ってじゃれあう。
寂しくない。
あたしとチカは、あの『空と海の交わるところ』に行くだけなんだから。
(web版『空アンソロ』寄稿作品/公開:2017.10.07)
二人は中学校を卒業したあと、島を出て本土の高校へ進学し、それぞれの高校の寮で生活することになっていた。
ユウの家の窓から臨む、本土の一番高い山。山のてっぺんが顔を出す場所を『空と海の交わるところ』を呼ぶユウは、今日もチカと駄弁ってじゃれあう。
寂しくない。
あたしとチカは、あの『空と海の交わるところ』に行くだけなんだから。
(web版『空アンソロ』寄稿作品/公開:2017.10.07)
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?