四年に一度、特別なラグジュアリーをあなたに
タカテン
ご提案
みなさん、四年に一度と聞いて何を思い浮かべますか?
オリンピック、うるう年、
ですがみなさん、それらとは別に個人的な四年に一度を作ってみるのはいかがでしょうか?
オリンピックが偉大なのは、四年に一度行われているからです。
例えば世界陸上。こちらもやはり世界中のトップアスリートが鎬を削って争いますが、そのメダルの価値はオリンピックに比べて落ちるように感じる人も多いのではないでしょうか?
理由は簡単、世界陸上は二年に一度開催されているからです。
よくよく考えてみれば、二年に一度でも大したものです。
が、オリンピックを機にテレビを買い替えても、世界陸上で買い替えをする人は日本中探しても織田裕二ぐらいなものでしょう。
昨年ドーハで行われた世界陸上で日本は3つのメダルを得ていますが、何の種目でどの選手が何色のメダルを獲得したか答えられる人はいますか?
そんなの織田裕二を除いて皆無です。
ですが、オリンピックでメダルを取れば何年経っても人は覚えている。
つまりそれぐらい四年に一度というのには箔が付くわけです。
そこで冒頭に提案したように、私たちも四年に一度の行動を意識付けすれば、それはとても感動的でメモリアルなものになるのではないか、と思うわけです。
それは何もオリンピックのように特別なことじゃなくても構いません。いや、むしろ日常的にごくありふれた行為を四年に一度しか出来ないと設定した方が、よりドラマチックなものになるでしょう。
そうです、誓約と制約です。
想像してみてください。
もしあなたがオナラを四年に一度しかしないと誓いを立てたとします。
オナラは臭いものです。特にニンニクたっぷりの料理を食べた翌日に出るオナラは、ひどい。ひどすぎる。意識を失うどころか、むしろ気絶しそうになったところへの気付け薬にぴったりです。
ところが四年に一度の制約を課し、ついにその時が訪れた時に放たれる屁は果たしてどのようなものなのか?
それを実際に体験したことがある人はまずいません。さすがの織田裕二と言えども、こればかりは未体験だと思います。
勿論、想像は出来ますよ。多分、オナラはオナラ。仮に四年に一度であっても臭いものは臭い。
ですがこれはあくまで想像に過ぎません。本当のところは誰にも分からない。
もしかすると到底オナラとは思えない、思慮深く、感動的な、奥深い森林に眠る夕暮れの小川の匂いかもしれません。もしくは新しい電化製品の香りかもしれないし、ガードレールに吐き出されたゲロの匂いである可能性も否定できません。
それを解明出来るのは、四年後のあなただけなのです。
どうです、興味を持っていただけでしょうか?
え、四年に一度なんて面倒くさい? 四年も経てば忘れてしまうって?
確かに四年と言うのは長いようであっという間ですが、本当のところは1461日もあってとても長いんです、あまり知られていませんが。
もっと気軽に、さほど苦労もせず、それでいて忘れることもなく四年に一度の私的なメモリアルを楽しむにはどうすればいいのか? これには世界中の研究者が長年頭を悩ましてきました。
ですが、これをお読み下さっている賢明な読者様ならもうお分かりでしょう。
そうです、織田裕二です。
二年に一度の世界陸上の放送を一度スルーし、四年に一度見るだけで、あなたにとって特別な織田裕二が最高のラグジュアリーを提供してくれるでしょう。
キターーーーーーーー!
四年に一度、特別なラグジュアリーをあなたに タカテン @takaten
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