ふぅと疲れた溜息を、ほっと安らぐひと息に

タイトルに一目惚れしました。
満天の星空を見上げた時のような、優しい時間が流れるキラキラした物語に違いない。そんな期待に応えてくれる、温かいお店の物語です。
主人公が「わたし」とあって、静かな臨場感もあり、お客さんとして来店している気持ちになります。そして読了後、〇〇を欲する口になります。

飯テロ小説かと思いきや、ファンタジー要素もよい塩梅に。
あれはなんだったのだろう?と後で首をかしげるようなふんわりとした不思議な体験。とても良いです。

一気に楽しむのがもったいなくて、少しずつ丁寧に味わいたい。
まずは一話から、一口いかがですか。

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