あとがきのようなもの

 こうして自作を振り返ってみた結果、まぁ薄々わかってはいたことですがつくづく思い付きと勢いだけで動いているなぁとか、推敲が甘いんだよなぁとか、いろいろとダメなところが見えてきました。

 現状では言葉の用法、文法、てにをはといった基本的なところに気を付けながらなんとか「小説の形をした何か」ができればヨシ、という感じなのですが、感想ツイートやレビュー、講評などで、作者として意図していなかった点についてお褒めいただけることがあってとても嬉しいです。


 数的なものでいうと、今回応募した2作は両方、星が30個以上は付いたのが嬉しいです。星以外のところでいうと:

 『公正な抽選』はニコニコ動画の広告(?)に載ったようで、そのおかげでPVがものすごいことになりました。なんとこれを書いている2月18日夜の時点で4,897PVです。各話ごとの内訳は第1話:2,935PV、第2話:948PV、第3話:1,014PV。意外に、最後まで読んでいただけている方が多いのでしょうか?惜しむらくは、広告というのがどういうものなのか確認しそびれたこと。48時間限定、PC版限定だったみたいで、気が付いたら広告期間が終了してました……

 『うまれそこない』の方はホラー日間・週間ランキングに載っていた時期がちょこちょこありました。多分これが最高位かな、という数値としては、瞬間最大風速的に日間2位になったところを目撃しました。有難いことです。


 書かなければ書けるようにならないと思うのでこれからも書き続けますが、なんかこう……嫌な話も良いですけど、何かしら救いがある話も書けるようになりたいですね。人が死んだり世界が滅んだりする話ってなんだかんだ書きやすいんですけど、コレを読んだ人は一体どう思うのか、という視点もきっと必要です。「とにかく嫌な話を書きたい」というのは私の性癖なので、どうしようもないところはありますが。


 これから書くものとしては、もうすぐカクヨム4周年だしオリンピックイヤーだから「4年に1度の××」で何か書けないかなぁとぼんやり考えていますが、あとは「喉から手が出る(物理)」とか、「孵るまで何が生まれるかわからない卵って怖いよね」とか、思い付いた先から「……だからなんだというんだ!!」と却下したくなるようなものしかありません。時事ネタを弄るにしても、あまりダイレクトに不謹慎なのはやりたくないし……


 このままフェイドアウトするつもりはないのですが、ネタがなきゃ書けないのは事実なので、もしこの先何も投稿されなかった場合、「あぁ、何も思い付かなくなったんだな」と解釈していただいて構いません。


 叶うことなら、いつかまた別の作品でお会いしたいものです。

 ここまでお読みくださった方、どうもありがとうございました。

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第一回こむら川小説大賞振り返り、その他 金糸雀 @canary16_sing

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