いつの日か、あなたの帰りを

作者 ささはらゆき

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★★★ Excellent!!!

遠い主人をひたすらに待つ、機械のお話。
元はただのルーチンから始まったものだとしても、与えられた命令を全うし続けているだけなのだとしても、時を経て、其処に佇み続けようとする健気さの存在を、否定することはできない。

瞑目しよう、豊かな実りの夢に眠る蜘蛛のために。

★★★ Excellent!!!

主人の帰りを待っている使用人の話です。
読み進めていくうちにこの使用人は人ではないのではないかと自然と考えさせられてしまいます。

しかし、予想した姿とは全く違うことに読み終えたあと理解させられました。

語り手の切替や切ない余韻は好みが分かれると思いますが宝箱にしまわれた綺麗な物語だと思います。