明日の自由と昨日の恐怖

ねむ

全ての始まり

明日の自由と昨日の恐怖

 

8月2日

ヴェンズリアード「おーい!そーふぃーあーちゃーん!!!おーひーるーだってよー!!!」

ソフィア「今行くね!リアちゃん!リオくんも起きてー!」

リオン「うるさい。」

ルヴァ「今日の昼ご飯はミートスパゲティだよ!残したらどうなるか…分かってるよね???」

レヴァ「今日の当番はAグループ。それ以外は席に座れ」

一同「はーい!」


…私はヴェンズリアード。このエガロットセルビットイー通称エガセル。って言う施設の委員長。ここではレレドラム・テレサという大人1人と1歳から10歳の40名の子供たちが和気藹々と暮らしている。ここでの暮らしはとても楽しく、何不自由ない生活を送っている。いや、厳密に言えば「送っていた」だ。ずっとこの暮らしが続けば良かったのに。。。



ランクごとに違う服。

登れない弊

薄汚れた部屋

2日に1回の身体測定

鍵のかかった保健室


全てが…謎に包まれている。



ここでは11歳になるとここエガセルから旅立つ、、、、この日も私の姉が旅立つ。



エミリー「皆バイバイ!お手紙送るから待っててね!元気にしててよ!」


エミリーは私の姉だ、あまり仲は良くなかったが居なくなるのは少し寂しい。。


ヴェンズリアード「お姉ちゃーーーん!行かないでよー!」


エミリー「何今更泣いてんのよ‪!来年にはリアも行くんだから!ね!」




8月3日

レヴァ「朝だーおーきーろーー‪💢」


ソフィア「みんなー起きてー!!!今日は大事な[あの]日だよ!!!早く起きてーーー!!」


ルヴァ「朝ご飯も出来たよ!!冷める前にたーべーて!!」


ヴェンズリアード「んんん…あ、、、え?!そっか[あの日]か!!みんな!!!!!!はやくーーーー!!!!!」


レヴァ「うるさいうるさいうるさい」


一同「むにゃむにゃ…あ、あ、え、あ、え?あ!!そうだった!」


わーーー!!


ソフィア「リアちゃんって凄いよね!リアちゃんが呼んだだけでみんな起きちゃうんだから!」


ヴェンズリアード「そ、そうかなー?そんな事より急がないと!!!」


この様に誰か居なくなっても次の日にはもう誰も気にしない。そのくらいみんな慣れているのだ。

今日は大切なテレサの誕生日。みんなでスノードームを作成した。



みんな「Happy Birthday to you!Happy Birthday to you!…」



テレサ「ありがとうみんな!大好きよ😊」


自由時間 


ルヴァ「ここ、登ってみようよ!」

ヴェンズリアード「いいね!行こう!」

ソフィア「ダメだよ二人とも💦あれ?2人とも…ぇぇえええ?!」 

ルヴァ・ヴェンズリアード「え…あ、あ、」

私はあまりに衝撃的でルヴァと塀から落ちてしまった

ソフィア「大丈夫?2人とも…」

ルヴァ「痛い😣」

リオン「ただの馬鹿じゃん、」

リオン「外、どうだった?」

私とルヴァは顔を薄めた

ヴェンズリアード「ごめん。気分悪くなってきた」

私はそのまま意識を失っていた

ソフィア「リアちゃん大丈夫?ルヴァくんから話聞いたよ?」

ヴェンズリアード「みんなに言わないで、、、みんなで逃げたいから…これは私の推測だけど…多分テレサって…人喰い鬼なんだと思う…」

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明日の自由と昨日の恐怖 ねむ @Nemu0205_GOHAN

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