ボクッ子の綴る青春エッセイ

とある小説投稿サイトでエッセイを書いている、中学生の女の子、千佳。ちなみにボクッ子です。

趣味のプラモデルに、好きな男の子。新しくパパとなった人や、つい最近まで存在を知らなかった双子の姉といった家族の話。かつて経験した、辛い記憶。
千佳の視点で、様々なものを題材としたエッセイが書かれるのですが、特徴的なのがその文章。文章の良さというのは、テンポの良さや表現の多様性など、評価する点は様々。では本作の文章はどこが良いのかというと、まさに千佳の言葉そのままといった感じで書かれているということです。

もちろん、千佳というのは架空の女の子。ですが、まるで画面を通した向こう側に、本当に千佳という子がいて、今まさにこのエッセイを書いているんじゃないか。そう思わせるくらいに、嬉しい時、悲しい時、千佳の感情がストレートに伝わってくるのです。
千佳の感じる喜怒哀楽、共に追っていきませんか?

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