あとがき
異色サッカーサポーター小説、「デブリガン」をお届けします。
まあ、サッカーサポーター小説というもの自体が異色かも知れないですけどね。
サポーターの物語を書きたいと思い、以前に「じょいふる」という作品を書きました。
しかし主人公を女の子にしてしまったがために、かつた節が炸裂でなんとも陰湿な作品になってしまいました。
まあ牧歌的雰囲気も手伝って、上っ面の陰湿さはさほど感じませんでしたが。
とにかく、
「じょいふる」は、熱いサポーターの話ではなくなってしまったので、
これはいかん、やはり男だ、いや漢だ。
と、あらためて書いたサポーター小説が、この「デブリガン」です。
知識と技量のなさ故に、サポーターを直球で描いた作品には仕上げることが出来ませんでした。
でもこれはこれで、サッカー応援の楽しさ、魅力を伝えることは出来たのではないかと思います。
手針清光という異形のキャラに導かれて。
キャラが勝手にぐいぐい動く、いわゆるキャラ立ちを初めて経験した作品です。
またいつか、こんなくっだらない作品を楽しく書いてみたいですね。
デブリガン かつたけい @iidaraze
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