脳障害ピエロの独り言

孤独なピエロ

第1話




脳障害ピエロの独り言


                玉栄茂康


プロローグ


私は脳塞栓による前頭葉の左脳が壊死した脳障害者である。医者から真っ白くなった前頭葉左脳のレントゲン写真を見せられて社会復帰は不可能と診断されたが2年間のリハビリ入院の退院後から通常の生活を続けている。脳障害からくる言語障害と喉の機能不全で言葉が明瞭に発声できない。過去の記憶は断片的にフラッシュバックするが日付と時間は消えたままで今でも日付と時間それに人名が記憶できない生活が続いている。時々ホワイトアウトで行動が一瞬停止することがあり状況にスムーズに対応できないことが起こる。周囲は私を正常者のように扱うが私の会話と行動から障害者としての違和感を感じるようだ。正常者のように会話し行動しようと努めても結果として相手に脳障害者の違和感を持たれてしまう。周囲から同情的に脳の神経細胞は訓練により再生すると幾度も聞かされたが壊死した神経細胞は生物学的に再生しないから脳障害は如何に頑張っても治癒しないとあきらめている。日々の生活で失敗すると障害を自覚して行動せよと言われる。頑張って正常に行動しても何処かでミスを犯してしまうのだ。しかたがないから居直ることに決めた。周囲からどんなに非難されようと私は正常者のふりするピエロになって終焉まで演技を続けようと思う。壊れた脳で書いた文章は論理性がなくピエロチックだろうな。読者は途中で理解困難と不愉快になったら先を読まずに本書を棄却してもらいたい。





社会


生態系は自然界だけでなく人間社会にも存在する。社会はサーカス小屋の寄せ集まりである。人々は生まれた時から本能的に社会生態系の一部であるサーカス小屋でニッチェ地位の確保を目指す。サーカス小屋で獲得したニッチェを保持するために毎日ピエロの化粧をして生きている。いつたんサーカス小屋で配役を与えられると演技を生涯続けるしかない。





虚栄の証

古来より権力者は自分の栄華を後世に誇示するために巨大な建造物と墓を残したがその虚栄は歴史の片隅でホコリを被っている。



黒子

黒子は終焉で何も残さないのが懸命である。黒子は明るみにさらされると白けて面白くないので脚本家に着色されて素顔を失う。黒いままだと着色される心配なく素顔のまま消え去ることができる。





別れ


人生では昨日元気に挨拶を交わした友人が今日灰となる永遠の別れが幾度も起こる。





個性


個性のない母親から個性のない子供は作られる。周囲の見てくればかりを気にする母親は子供のためと言いながら虚栄心のために子供を出汁にしている。テレビと新聞のCMは母親達の潜在的虚栄心をくすぐって不要な見栄行動を誘発する。情報共有ネットワークの中で母親たちは友人、知人、隣近所、世間と同レベルかそれ以上に物、情報、教育、諸々の経験(旅行、ボランティア活動)などを保持することに躍起になる。彼女たちは周囲と同レベルないしそれ以上所有しないと不安になる見栄っ張り症候群である。そんな家庭で子供たちも見栄症候群に感染する。母親たちは子供の能力が周囲と同程度か卓越していることを熱望し平均以下を忌避する。意識と行動を周辺に合せることで躍起になっている母親は自分の個性が埋没していることに気づかないで子供に個性がないと嘆く。






英雄

戦争は英雄を作るが平和ではスポーツが英雄を作る。人類は古来より闘争を好む本能の野蛮性の中に英雄誕生を期待している。偽善者と企業は野蛮性の恥部を隠すために健全な精神を創るという大義で金儲けと英雄製造のスポーツを発明した。マスコミはスポーツ勝者を英雄の如く祭り上げて大衆の称賛を画策する。おらが国の英雄誕生でナショナルズムをくすぐる古代の遺物オリンピックはすでにギリシャ精神を逸脱して金儲けの手段に堕している。貧乏国ギリシャはオリンピックの商標所持権で金儲けをしても良いではないか。



自然

人は穏やかな日が続くと自然は優しいと褒め称えるが、ひとたび豪雨による災害と干ばつで作物に被害が出ると怨嗟で自然を責める。自然は陽光と降雨を適当に振り分けて落としている。自然への感謝を忘れた人間は大災害で自然の本当の恐ろしさを知る。自然の与える四季の変化に感謝せよ。




体験

体験は記憶の言葉を媒介に共感を得ても体験そのものは他人に伝わらない。過去の体験を温存しようと試みても過去は忘却の深淵に投げ捨られる。死だけは誰にも伝えられない最後の体験である。



過去

過去の出来事における判断の失敗は経験として受け入れるだけでよい。それを悔やんでいるとストレスの自家中毒から癌を誘発する。自分を責める過去は早めに忘れ去るのが賢明だ、人生における過去の忘却は健康に長生きする療法である。



雑種

生態系は多様性と雑種の混生でバランスが保たれている。人類の誕生から引き継がれてきた遺伝子にも多様性と雑種が混在しており純血腫だと思っても何処かで雑種が混入してすでに雑種になっている。未来では遺伝工学により社会に害をあたえる劣悪遺伝子は排除できるかもしれないが紛れ込んだ雑種に受け継がれて消滅することはないであろう。



連鎖

存在は孤独な単独者であるが生物学的連鎖でつながっている一個の鎖でありそれ自身に存在価値があるが錆びて弱体化すると連鎖から抜け落ちてしまう。



仮想社会 

仮想の土台に建てられた幻想はいくら時間が経過しても現実にはならず錯覚になる。




知識人

ピエロは知識の色紙を顔に貼り付けて偉そうにすれば知識人になれる。





貧困

世界中の富をむさぼり食らう数%の富裕層よ貴方がたには同じ地上に存在しながら貧困の地獄で苦しむ99%の人々を憐れむ気持ちはあるのか?貴方がたは貧困の毒素が人々の精神を蝕み精神の奥底に世界を破滅するニヒリズムが醸成されていることに気づかないほど鈍感だ。富裕層を擁護するために超高額な殺人兵器を購入しながら政治家は国民を守るためという大義の嘘で国民を騙す。政治家の頭には貧困をなくす思考は皆無であることを貧困層は知るべきである。



大衆

大衆はロバである。目的もなく道草を食って歩き回るロバの耳元で真っ直ぐ歩けと怒鳴ってもついてこない。真っ直ぐ歩かせるには手綱を引いて先導しなければならない。



高山

高山に登った者はいかに忌避しても平地に戻らなければならない。高山の澄んだ空気で肺は浄化されても平地の空気で汚染される。



時間と空間

時間と空間を認識するのは生きている証拠である。暗黒の深淵に落ちた死者に時間と空間は必要ない無である。



マスコミ中毒症

中年女は自分の目で世界を眺めないでマスコミの偏向望遠鏡で世界を眺めて納得するマスコミ中毒症である。個人の意見は貴方だけの考えと非難しながらマスコミの識者のコメントがあたかも自分の考えと同じ常識的であると思い込んでいる。



新聞

新聞に載る情報はすべてゴミである。昔、新聞は社会の警鐘になると言った記者がいたが新聞の商業主義に見知らぬ顔をする偽善者であった。




老樹

老樹は死期がくると静かに枯れる。周囲の人間は枯れ始めるとなぜ枯れるのかと騒ぎ生命の摂理に無知な学者は土壌と樹に棲んでいる生き物たちに責任をなすりつけ肥料と薬剤散布で延命処置をしたと安堵するが老樹は静かに枯れていく。




老樹

老樹は死期がくると静かに枯れる。周囲の人間は枯れ始めるとなぜ枯れるのかと騒ぎ生命の摂理に無知な学者は土壌と樹に棲んでいる生き物たちに責任をなすりつけ肥料と薬剤散布で延命処置をしたと安堵するが老樹は静かに枯れていく。




未来 

現況が未来では好転すると信じて行動することは良いことだが過信すれば失望が大きくなり未来への希望を失う。



宗教

宗教家は空虚な伽藍堂を造り教祖を祀ることで自己の存在が教祖と同位であることを願っている。巨大で荘厳な伽藍堂ほど大衆を威圧し跪かせる効果がある。





祈願


空虚な社に賽銭を投げて夢の成就を祈願しても無駄である。夢は自分の意思で選択した行動がたどり着く未来で掴み取るものだから神様はそこまで関与してくれない。







書籍

貧乏人にとって新聞の広告欄に載る金持ちのサクセスストーリーと闘病克服話しの書籍は全てが自画自賛であり金を払って買っても人生の糧にはならない。




無変化

凡人の人生においては変化のない毎日の繰り返しは退屈で面白くないが確実に未来へ進むことができる。未来に進んでいる最中にハプニングが起こり人生の転機になるので現況を耐えて生きることだ。






思い込み

思い込みによる行動は失敗が多い。老齢になると自分の間違いを思い込んだまま行動してトラブルが起こすが自分の間違いに気づかず周囲を非難することで満足する。



失敗

学校では失敗したら素直に認めて謝れと子供たちに教えるがそれは欺瞞である。政治家と公務員は自分の失敗を認めない厚顔破廉恥の人種で失敗を隠すことに長けておりこいう連中がリーダーの社会では正直者はいなくなる。



教会とモスク

教会とモスクは懺悔で贖罪を捨てるゴミ捨て場だ。偽善の腐臭漂う膨大なゴミは神の庭に運び込まれて異臭を放つ巨大な山をなして天国を汚染している。




臆病者

社会的ニッチェを獲得できず社会的評価の低い人間はフラストレーションが溜まると暴力で発散する反社会的行動をする。彼等は自分より強い者と反撃できない弱者を見分ける嗅覚に長けて行動する臆病者である。







子供の人権

子供の人権ほど薄っぺらなものはない。子供は人権を強く主張できない弱い立場にあり彼等の人権は大人の意向に左右される。子供の人権を守るという大義で組織されたUNICEFと児童相談所は無能な役人に職場を与えるために作られた社会を騙す張りぼてにすぎない。






愚行

人間は同じ過ちを重複する学習能力のない動物である。ナチスの行った蛮行をユダヤが行っても世界は黙認している。ユダヤ人にはアラブ人を迫害と虐殺して良いという免罪符が神から与えられているというのか?

政治家よ過去の愚行を重複しないよう気をつけるが良い。



操り人形

政治の舞台では操り人形劇が頻繁に行われる。政策の失敗で世間の風当たりが強くなると親方は幕を閉じて人形の頭を古狸にすげ替えて刷新したと喧伝して幕を開け世間を騙す。


 

官僚

官僚はヒドラである。犯罪で首を切られてもすぐに次の頭が出てくる。



ザリガニの集まり

大衆はバケツの中のザリガニである。ただ騒ぐだけでバケツの外に出る知恵と勇気を持たない。





ペン

ペンは剣よりも強しはひと昔前の逸話だ。ペンは権力に弱く、金儲けの道具になり下がったと言い換えたい。






失われた時間

過去は取り戻すことのできない失われた時間である。記憶に残っている過去の行動に対して現在から修正を加えることは不可能であることからタイムマシンという空想機械が作られた。



有名願望症候群

人は世間に認められたい有名願望症候群を精神に抱えている。この病はインターネットとマスコミにより精神に播種されたウイルスが増殖して発症する社会病である。



人命

人命は時代により価値が異なる。人を数名殺せば殺人鬼と酷評されるが大勢殺したものは英雄と賞賛される。



技術者

利便性には欠陥が隠れているが技術者は利便性ばかり注視して開発する、なぜなら技術者は企業の走狗である。自分の作った先端技術で儲かることばかり考え未来社会に大きな被害を与える負の部分については針の先程も考慮せず。被害が発生すると想定外コメントで企業の陰に隠れて責任回避する



書籍

農家は青い果実と熟れ過ぎて腐敗直前の果実は出荷しないで廃棄するが出版界では新感覚と熟成のラベルを付けて売り出す。スーパーの生鮮食品売り場では鮮度の良い野菜を手に取って選択できるが。新聞紙上ではラベルと宣伝文句ばかりで中身の見えない商品を並べてたたき売りしている。



芸術家

老齢で創造力の萎縮した著名な芸術家は世間から忘れられるのを恐れて終焉まで駄作を創り続ける。そんな駄作を円熟と称賛する評論家に同調している芸術界が美の精神を貶めている。美の精神を喪失しても高価で取引される作品は店頭に並ぶ商品である。



武器

多数の人間を一瞬で殺戮する武器を開発した科学者は人類進歩のためという大義で釈明するが恩恵を受けたのは関係企業と軍部であり、殺戮されるであろう膨大な人々の存在は科学者の頭から完全に抜け落ちている。



運命

自分の現況を運命と決めつけるのは早計である。自己の行動における選択の連続の一コマは現況で固定されたものではなく未来に繋がっておりこれからの自己意思による行動の選択で無限に変化して誰も知らない結果に行き着く可能性がある。



先生

日本人は先生という理由不明な尊称が好きである。政治家、弁護士、小説家、評論家、元教師、料理人、医師、名前の後ろに先生を付けて相手に優越感を持たせる謙譲の思いやりだろうか。



卑屈


卑屈な精神の持ち主は他人の嫌悪する反社会的行動でしか自己主張できない創造力の欠乏したサデストである。




朝刊

紙面でエコを喧伝しながら毎朝無駄な情報ゴミとチラシを家庭に配送をしながら社会正義を自認している。



権力

権力は社会に腐敗菌を発生させる温床である。腐敗菌は本人だけでなくその家族と周囲の関係者に伝染して精神を腐敗させる。権力の腐臭に魅せられた政治家という銀蝿が政権にわい集して腐臭の汁を食らう醜悪さは世界中で見られる光景である。



功利主義者

自然に挑戦して難所を開発したと称賛されるヒーローは自然を破壊して金儲けに利用した功利主義者であった。皆さんのための開発にという大義で自然を破壊して利益を貪る功利主義の政治家と企業は至る所に潜んでいる。



政治家

政府の唱える大義である国家の利益は国民のではなく政治家を支える大企業であり彼等の頭は利権拡大と保身の策略で渦巻いている。演説の末尾に国家国民の利益に奉仕するという常套句を使い国民を煙に巻く。



善人

人が善人であるという教義は宗教の作ったドグマである。人は心の中に欲望、嫉妬、憎悪、柔和、野蛮の絵の具を密かに持ち歩き現況に合わして塗り替えて偽善的に行動する。



老化

機械はメンテして使用期間を伸ばせるが古くなると機能が低下して停止する。人は如何に高度な健康管理と医療を施しても老化の障害を防げず寿命で死ぬ。人が作る強固な組織も如何に浄化管理しても古くなると固化した亀裂から腐敗菌の侵入がおこり内部腐敗する。腐敗で増殖した蛆虫が傷口から出てきた組織はすでに腐敗臭で充満する。


格言

人生経験と創造力の貧困な者は古人の格言を駆使して聴衆を魅了する。



知識

知識は本性を隠す化粧品で厚化粧すれば世間から知識人と尊重される。



過去

過去に固執して現在を糾弾する者は未来へ前進できない。過去の過ちを繰り返さないために忘れてはいけないと叫ぶのは気休めである。人はこれまでに起こった大きな過ちが繰り返される度に忘れないように記念碑を建て献花するがすぐに忘れて同じ過ちを繰り返す。



痛み

痛みは誰とも共有できない本人の神経にしか感じられないにものである。痛みは薬の投与か痛みの原因を除去して治癒する他人の手を借りるしかない。心痛の治療に他人の手は傷口を深くする、時の女神の助けを借りる忘却で自己治癒するしかない。



椅子取りゲーム

政治家の椅子取りゲームの椅子に不適格者が座るとすぐに馬脚を露わして世間を騒がせるが主催者は素知らぬ顔で椅子を取り替えて穏便にすませる。


啓示

イエスとモハメッドが汝殺すなかれという神の啓示を聞き漏らしたおかげで地上の殺略は止むことがない。彼等の受けた啓示を記した文書は何処にもなく生臭坊主が勝手に逸話を加えたからジハードなどの問題が起こるのである。神から与えられた命を自ら抹殺した者の地獄に加えて他人の命を奪った者には永遠の地獄に送られるという文節を書き加えるべきだった。





地獄

地獄と天国は神の権威を誇示するためにダンテアルゲーリー他の宗教戯作者が作った仮想を教会と神父が喧伝して民衆の精神に刷り込んだ戯作的遺物である。日本では寺と坊主が権威高揚と金儲けのため民衆の脅迫に利用している。



青春

我々の一生で青春はわずか数年しかなく人生で最も美しい日々であったはずだが私はそれを無為にもがいて過ごしてしまった。残っているのはアルバムに残したくない苦い思いでだけ。




精神

生まれたての精神は白いが社会のゴミにまみれた青年は薄汚れ壮年で社会の垢にまみれて灰色となり老年は人生で煤けて真っ黒になる。




民主主義

古代ギリシャ人が産みだした民主主義の大義は無知な大衆を扇動して権力を掌握するポピラリズムにより政治倫理のないソフィスト政治家を生み出して崩壊したがそれに代わると賢者達の作った大義は矛盾ばかりで人類の幸福に貢献しないものばかりだ。



学者

学者の政治と経済動向の理論と予測は占いと同じで外れる。占い師まがいでも学者がつくとマスコミと世間は拝聴するがはずれても文句は言わない。象牙の塔から眺める統計付き望遠鏡は偶然と気まぐれが入る社会動向が視野に入らない。



馬鹿

馬鹿が有名になると傲慢な馬鹿丸出しで世間から嫌われる。



デジタルシステム


気が付かない間に手持ちの金が減ってゆくデジタルショッピングは政府とIT企業が庶民から金を絞る取るための利便性という大義で行われる狡知な搾取である。



雑踏

この雑踏で貴方の存在は目の前に立っている銅像より稀薄で貴方が今この場から消失しても誰も気づかずそのままの情景が続いていく。




苦痛

精神の苦痛は自己の問題で他人には理解できず共有できるものではない。



国連

国連は国際平和の大義を掲げながら自国の利益と保身ばかり頭にしかない政治家の茶番劇場である。高級官僚の退職者とエリート職員を抱えて膨大な費用を浪費しながら国際平和に何ら寄与せず国際平和の旗を振って世界から集金した資金で遊んでいる。




カエル


泥沼のカエルは足元を見ずにうるさく鳴く。敵がきたらたら泥沼に逃げ込んで喚くだけだ。民主主義社会では大衆に向って人権団体は人権とわめくが権力から攻撃されたら社会に逃げこみ人権と騒ぐだけで許される。


富裕層


若者は社会生態系で高位ニッチェを獲得して富裕層に入る目的のために頑張って勉強する。高位ニッチェの獲得で加入できる富裕層はニッチェを守るために自己保身する者達の集合体である。



自己犠牲


宗教は自己犠牲を天国への入り口と喧伝して大勢の無知なる人々の命を神に捧げた。教会とモスクの中で所在の分らない天国への免罪符を自己犠牲と取引する神は偉大な詐欺師である。



文部省

文部科学省は文部官僚から教育委員会に至るまで教育哲学を持たない無責任の無能集団で若者の精神と未来を汚染して国家の基盤を脆弱にする組織である。



環境保護

環境保護は古くから地球の資源を食いあさり破壊しながらいち早く高度経済社会を作り太った富裕国が世界の貧乏人にこれ以上地球を汚すなそのままで生きろと子供まで使って叫ばせている。マスコミに注視された無知な子供はヒロインになったつもりで世界の大人を非難しているが現在の自分達の恵まれた生活水準を下げてできる余剰の資金を貧乏国に還元する発想などなく自分の足元を見ないでひたすら大人を非難して有頂天になっている。富裕国の子供達は高度な生活水準で便利な交通機関と完全冷暖房施設で生きている自分達と全く無縁な貧乏国の子供達の底辺生活に無関心で想像できないだろう。



輪廻


今日見た映画を再度見るのがつまらないように私は完了した人生を繰り返したいと絶対思わない。それは先の見える苦い風景で退屈の地獄でありむしろ雑草の種で風に乗って知らない土地に定着するまでの旅をした方が幸福である。


明日

我々は明日を必要とするが明日は我々を必要としない。我々には未来が必要だが未来は我々が必要だろうか?。時空間は我々の存在に関係なく未来に伸展してゆく。



最後に

ここまで読んだ人は何も得ること無く時間を無駄にしたと怒るだろう。お疲れ様でした。ありがとうございました。



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