扉の向こう側

「いらっしゃいませ」

 扉の開く音に、俺は元気よく声を出す。

「あ、リョーちゃんいたいた。ひさしぶりーっ」

「あれ、カナちゃん。県外の大学行ったんじゃなかった?」

「そうよ。ちょっと野暮用で帰省中なの。リョーちゃんまだここでバイトしてるって聞いて遊びに来たよ」

 高校を卒業し、俺は今、近くの大学に通う学生だ。大学生になって2年、相変わらずこの千紘の店でバイトをしている。

「リョーちゃん変わんないね」

「うーん、客層は相変わらず高校生が多いから年下になってるはずなんだけど、お兄さんって感じにはなかなかならないんだよね。どうしてかな」

「それがリョーちゃんのいいところじゃない。褒めんてんのよ、いつまでも可愛くて」

 大学受験の頃に一度バイトを辞め、晴れて大学生になった際に改めてまた始めたのだけれど、大学生になったからといって何が変わるわけでもなかった。同級生だった客はそれぞれの進路に進み、それでも時々店に来てくれたり、来なかったり。そしてかわりに新しい高校生が増える。そんな風に周りは移り行くのだけれど、俺自身は大して変わることもなく、見た目も中身もまだまだ大人にはなりきれない。

「それはどうもありがとう」

 俺としては早く可愛いを卒業して大人の男になりたいのだけれど、複雑な思いを飲み込みにこやかに礼を述べる。同級生ではあるけれど、お客様なので。名前も知っているが、さほど個人的に親しかった相手でもない。

「ご注文はお決まりですか?」

「あのね、リョーちゃん今日誕生日でしょう?だからね、苺のショートに『Happy Birthday リョーちゃん』っていうプレートをつけて欲しいの」

「俺は食べないよ?」

「わかってるわよ。私が勝手にお祝いして勝手に食べるだけ」

「かしこまりました」

 馴染み客との久しぶりの再開にそんな会話を交わすと、周りの客たちが「誕生日なの?」とざわつき始める。個人的付き合いのある人や長年通ってくれているお客さんは知っている人もいるだろうけれど、パーソナルデータを公表しているわけでもないので知らない人の方が多いだろう。特にまだ通い始めて日が浅い高校生なんかは「知ってたら何かプレゼント持ってきたのに」なんて残念そうに言ってくれたりする。

「プレゼントなんていいよ。そうだな、何かしてくれるっていうなら、ケーキの一つでも注文してくれれば俺は嬉しいよ。売上あがると店長の機嫌が良くなって俺に優しくしてくれるかもしれないからね」

 そんな軽口を返しながら周りを楽しい雰囲気にしていく。こんな仕事が俺は好きだ。とりあえず学生でいるうちは辞めるつもりはない。本音を言えば卒業したってずっとここにいたい。俺は今でも変わらず千紘が好きで、そして二人の関係も変わらずだ。何の進展もない。俺がバイトを続けているからだ。進展したいけれどバイトもしたい。そのジレンマが2年半ぐらい続いたままだ。正直きつい。けど、毎日楽しいのも確かなのだ。




 普段より5割り増しぐらいに忙しかった仕事を終えスタッフルームでどっかりと椅子に身を投げていると、千紘が冷たいお茶を持って来てくれる。

「おつかれ」

「ありがと」

「誕生日営業とかホストかよ」

「千紘さんの教えに忠実に従ってるだけだよ」

「そりゃどうも。おかげさまでおじさんの懐は暖かいよ」

「よし、じゃあ、誕生日プレゼントは期待しよう」

 冗談めかして手を出して見たが、パチンと叩かれてスルーされた。

「お前も二十歳か。早えな。出会った頃はこんなだったのに」

「そんなわけあるか。高校生だぞ」

 腰ぐらいの高さに手をやって懐かしむ千紘にツッコミをいれるが、イメージとしてはそんなものなのかもしれない。きっとただのガキだったのだろう。今ではどうなんだろうか。少しは変わったのだろうか。きっと今でもガキのままだ。さすがに腰ぐらいの背丈ではないだろうが、それでもガキだ。二十歳になったら大人だとかそんなのはただの形式だ。俺はいつになったら千紘と対等になれるのだろう。16の年の差はいつになっても埋まるはずがなく。それでも、大人と子供ではなく、同じ土俵に立ちたい。この誕生日がそうなるといい。形式上だけでも同じ成人となるのだから。

「なあ、この後時間いいか?」

 俺の思いを知ってか知らずか、座った俺の頭をぐりぐりと上から押さえつけるように撫でつけながら千紘が言う。何、とは言わないが、おそらく誕生日だからだろう。こう見えて意外とマメな一面もあり、誕生日には毎年必ずプレゼントをくれる。それは俺だけでなく、晋平に対してもそうだった。七生に対してどうだったかまでは知らないが。彼も受験前にバイトを辞めてしまったのでもう確かめる術もない。

「うん、大丈夫」

「片付け終わるまでその辺で待ってろ」

 大学生になってからは門限をうるさく言われたりすることなどなくなったが、一応遅くなるかもしれないと家にメールだけ送っておく。

(なんだろうな)

 いつもならプレゼントを渡されて終わりなのだが、今日は待っていろと言う。この後に一体何が待ち受けているのか、楽しみでもあり、怖くもある。ドキドキしながら待つが落ち着かず、手伝うことある?と厨房を覗きに行ったが邪魔だと追い返された。仕方がないので、誰もいなくなった店のテーブルを借りて課題をすることにした。




 全くもって課題が捗らないまま3、40分経っただろうか。私服姿で仕事モードを完全にオフにした千紘が現れる。手に持っていたものを空いているテーブルに並べると、ちょいちょいと指で俺を呼ぶ。広げていた本を鞄に突っ込みそちらに向かうと、テーブルの上にはワインのボトルとグラスが2個、それから簡単なつまみがあった。

「お前が二十歳になったら一緒に酒を飲みたいなあと思ってたんだよ」

「お父さんかよ」

「いや、マジで俺、この世で一番お前の親父さんに共感できるんじゃないかと思うね」

 千紘は笑いながら慣れた手つきでワインのコルクを抜く。

「今まで酒を飲んだ経験は?」

「ないよ」

「さすが箱入り息子」

 一流レストランのソムリエみたいな上品な手つきで、目の前のグラスに少し黄色味を帯びた透明な液体が注がれていく。

「誕生日おめでとう」

 正面に座った千紘の掲げたグラスにちょこんと遠慮がちに自分のグラスを合わせた。千紘は自分のグラスに口を付けることなく、じっと俺の様子を伺っている。そんなに見られたら飲みにくいんですけど、と思いつつ、こくんと一口飲み込んだ。冷たいはずなのに喉のあたりが熱くなる感じがした。

「どうだ?」

「…よくわかんない」

 正直、味はよくわからなかった。千紘の視線が気になりすぎたのも一因かもしれない。

「そうか。まあそのうちわかるようになるかな」

 俺の反応に一通り満足したのか、千紘は自分のグラスを傾けると、上品さのかけらもなく一気に飲み干した。

「うまいな、これ」

「千紘さんはワイン好き?」

「いや、普段は日本酒か焼酎だな。外国にいた頃はワインばっか飲んでたけど、当時は金もないし、いいワインなんて飲めなかったからな、そんなにいい思い出がない」

「えと、これは、いいワイン?」

「まあ、そこそこ」

「ふうん、これがいいワインの味なのか。覚えとこ」

 千紘は毎年、俺みたいなガキには見合わないようなちゃんとした物をくれる。それはきっと俺に本物を教えようとしてくれているのだろう。それこそ、父親のような気分なのかもしれない。俺にとって千紘はもちろんお父さん的存在ではないし、父親のような気持ちであってほしいとも思わないけれど、それでも俺を大切に思ってくれるその気持ちはとても嬉しい。そうしていろんなことを教えてもらって、いつか肩を並べられるようになれたらいい。俺は、教えてもらったこと全部覚えるから、待っていて。

「最初はジュースみたいなやつから入るのが飲みやすいんだろうけど、お前甘いもの嫌いだしな。かといって、コーヒー苦手ってことは苦味にも弱そうだろ?だから白ワインぐらいがちょうどいいかと思ったんだけど…お前、あんまり酒強くなさそうだな。ちょっと度数が高かったか」

 手を伸ばし、千紘が俺の頬に触れる。いつのまにかずいぶん火照っていて、千紘の手が冷たく感じた。見た目に分かるほど顔が赤くなっているのだろうか。

「潰れたら俺が手厚く介抱してやるけど、嫌な記憶しか残らねえからな、ほどほどにしといたほうがいいな。とりあえず食って飲め。空腹だと良くない」

「うん」

 これまた少々お高そうなチーズに手を伸ばす。ちゃんと綺麗に盛り付けられているのは料理人としての性なのだろうか。丁寧にもてなされている感がたまらない。

「うまっ」

「チーズの味はわかるんだな」

「チーズは好き」

「そりゃ良かった」

 空腹だと良くないと言ったくせに千紘自身は食べ物を口にすることなく、上機嫌で俺の様子を眺めながらわりとハイペースにグラスを空ける。食べないの?と聞いたら、お前を見ていたら酒がうまいからそれでいいと言った。俺がつまみなのか、なるほど。

「今年はプレゼント何にしようか悩んだんだけどな」

 不意に千紘が自分のポケットを探る仕草をしたので、何か他にもプレゼントを用意してくれているのだと察した。この用意されたワインやらチーズやらがプレゼントなのだと思っていたけれど、そうではないようだ。

「これじゃないの?」

「いや、これは俺がお前と飲みたかっただけだから、どっちかっつーと俺へのプレゼントだろ」

「そう、なの?」

「で、どうしようかなと思っていろいろ考えたんだけど、お前、俺と付き合う気ある?」

 何の前触れもなくさらりと、このあと飯でも行く?みたいな軽さで言うものだから、脳の処理が追いつかない。一体何を問われているのか、文脈を反芻してみるが、この場合の付き合うとはつまり、恋人になるという理解であっているのだろうか。

(え?俺の脳みそが都合よく解釈してるだけ?)

 そうして後で誤解とわかりがっかりした経験もある。俺のことを好きだと言ってくれたこともあるが、もう2年半以上も前の話だ。今現在も同じである確証なんてどこにもない。それに、俺がここのバイトである間はそれ以上の関係にはならないとはっきり言われている。ただ俺の気持ちを確認したいだけだろうか。そんなこと、俺の態度を見ていればわざわざ確認することでもないのに。

「どういうこと?」

 千紘の意図がわからず、ひょっとしたらそれ以前に俺の聞き間違いかもしれないと問い返してみたが。

「返事はイエスかノーか2択だ。それ以外は受け付けない」

 急に横柄な態度でそんな風に迫られた。ひょっとしたらこれは彼なりの照れ隠しだったりするのだろうかと、そんなことを一瞬だけ考えた。

「もちろんそんなのイエスに決まってるよ。俺がどんだけ千紘さんが好きか、見てたらわかるでしょ?」

「まあ、わかる。けど、一応確認しておこうかとな。一方的に決めるもんでもないし」

 立ち上がった千紘は俺の隣に移動して、少し乱暴に腰を下ろす。

「手を出せ」

 言われて近い方の左手を手のひらを上にして差し出した。何かそこにプレゼントを乗せてくれるのかと思ったのだ。けれど千紘はその手を取ってくるりと上下を反対に返す。そして、薬指にリングをはめた。銀色で少し幅広の、同年代の子達がオシャレで付けているようなものだ。しかしわざわざ薬指に着けるというのだからそれはつまりそういう意味のものであるのだろう。

「虫除けだ。ただし仕事中ははずすこと。いいな?」

「うん…ありがとう」

 急に今から恋人ですなんて言われても、これまでが長かっただけにいまいちピンとこない。けれど、普段アクセサリーなど着けたこともない自分の指にリングがはまっているのを見ると、そこだけが妙に生々しい現実を持っていて、頬が熱くなる感じがする。

「あれ、待って、俺バイトは続けてもいいの?」

 仕事中は、と、千紘は言った。俺は急な展開でありながらも、これでバイトを辞めることになるんだろうかと、心の隅である程度の覚悟もしていたのだけれど。

「俺がみすみす金のなる木を手放すとでも?」

「だって千紘さんが俺がバイトのうちはダメだって言ったんだよ?」

「まあ俺が勝手に考えたルールだし、俺が変えるのは自由じゃね?」

 しれっとそんなことを言い放った千紘は誤魔化すようにわかりやすくあさっての方向を見る。

「ええ、何それ」

 そんないい加減なものに今まで散々振り回されてきたのかと思うと何とも切ない気持ちになる。とはいえ、いずれにせよ千紘の気持ち次第であるのも確かなのだ。ここは彼の店であり、彼の経営理念でもって動いている。それが全てだ。彼が否としたことは行えないし、彼が大丈夫と判断したならば大丈夫なのだろう。俺はそれに従うしかない。これが惚れた弱みというやつだろうか。俺はどこまでも千紘に振り回される。展開としては諸手を挙げて喜ぶ方向性であるのだけれど、正直、釈然としない気持ちも残る。

 そんな俺の気持ちはいつもの通り千紘に筒抜けらしく、千紘は言い訳するみたいに「別に俺の気まぐれってだけの話じゃないんだぞ」と少し真剣な目をして言った。

「仕事上一番影響があるのは別れた時だろ?辞めるとか言われたら大損失な訳だし。だけどその心配はなさそうだってのがこの何年かでわかった。それに、諒の性格的に公私の別はちゃんとつけられるというのもわかった。プライベートで喧嘩しようが何しようが、仕事中は店長とバイトっていうのを俺もお前もちゃんとやれれば問題ないんだ。で、諒の成人というのがちょうどいいくくりかなと思ったんだよ」

 この数年で俺の気持ちが変わらないことをわかってくれたのか、それとも千紘が俺に飽きないことがわかったのか。よくわからないけど、つまり俺たちは別れたりしないだろうってことだ。さりげなくものすごいことを言われたんじゃないだろうか。そして、公私の別というのも、これまで千紘を好きだ好きだと思いながらも片思いに近い状態でずっと留まってきた経験から、割ときっぱりとできる気がする。確かに数年分の経験というのは必要だったのかもしれない。千紘にどれだけ心を揺さぶられても、外面的には平気なふりをする技術を身につけた。平気で千紘に言い返せるメンタルを身につけた。決して無駄な年月ではなかったということか。

「ああ、ちなみに親父さんにも許可はもらったから」

 納得したようなしないような、もやっとした思いでいると、千紘はさらにたたみかけるように爆弾を投下する。

「は?いつの間に!?」

 何度か父と千紘が顔を合わせる機会はあったし、いつの間にか個人的に連絡先を交換していたらしいことも気付いていたが、まさか俺より先に親父がこのことを知っていたなんて思いもよらなかった。今朝顔を合わせた時には何の反応もなかったから、もしかしたら本当に今さっきの話なのかもしれない。あの親父が事実を知って無反応でいられるわけがないと思うのだ。もう二十歳になるというのに、未だ絶賛過保護中である。

「そろそろ口説いてもいいかって聞いたら、まだ付き合ってなかったのかって驚かれたぞ」

「ああ、俺が付き合ってないって言っても信じてもらえなくて、どうせ影で付き合ってるんだろとかすぐいじけちゃうんだよ、あの人。元はと言えば親父が言い出したことなのに、なんかごめん」

 俺の父親に止められているというのは千紘の中では俺と付き合えない大きな理由のひとつだっただろう。未成年を預かる立場の大人として、簡単に破ってしまえる約束ではなかったに違いない。俺の成人を機にしたというのもその部分が関係しているはずだ。なのに、約束をさせた当の本人はそれを信じていなかったというのだから酷い話だ。本当に申し訳ない。俺も千紘もずいぶんと親父の親バカに振り回されたものだ。

「いや、さっきも言ったけど、親父さんの気持ちわかりすぎるんだよ。お前を俺のものにしたいって思いを一番拒むのも俺なんだ。俺みたいな男にお前をやりたくないと実は今でも少し思ってる」

 千紘は自己評価が低すぎるんじゃないかと俺は思う。普段はあんなに自信家なのにどうしてだろう。ロクな恋愛をしてこなかったとか、そういうのが引っかかっているのか、あるいは年の差が罪悪感に繋がるのか。俺からしてみれば、逆に俺なんかには勿体無いと思うほど素敵に見えるのに。

「まあ、それでも、ついに我慢がきかなくなったってとこかな」

 大事なものを触るように、千紘の指が俺の頬に触れ、首筋をたどる。

「なんか、全然実感がわかないんだけど」

 千紘の気持ちが今こちらに向いているのはよくわかる。俺に対して今まで閉じていた扉が開かれたのだと理解はしている。ずっと待ち望んでいたその扉の向こうへ今俺が自分から入って行っていいのだと許されている。それはすごく、本当にすごくすごく嬉しいのだけれど、気持ちが現実に追いついていかないというか何というか。お預け期間が長すぎて、夢なんじゃないかなとか、俺の妄想がついにここまできたかとか、そんな疑念が湧く。初めて飲んだお酒に酔っ払った末のことなのかもしれない。酒に酔うということがどういうものなのかもよくわかっていないけど、こんなふうに妄想と現実がわからなくなるようなことがあるのかもしれない。そんなふうに考える方がしっくりくるぐらいの月日が、何もなくただ焦がれるだけで終わったのだ。期待をしてはいけないという自制が、長く続きすぎて未だ外れないのだ。

「そうか。それなら、わからせてやろうかな」

 丁寧に触れていた手が急に別の生き物のように力強く俺の首の後ろをぐいっと掴み引き寄せる。そして深く口付けられた。かつて一度だけされたことのある欲情を伴う熱いキス。ひょっとしたら夢だったんじゃないだろうかと思うぐらい遠い記憶になっていたそれが、まざまざと蘇る。途切れていた時間が繋がったような不思議な感覚。途端、溢れ出す感情。今まで抑えていたものが勢いよく湧き上がる。

 開かれた扉の向こうに、強引に引きずり込まれる。

 気づけば俺はどっぷりと千紘の領域に浸かっている。ずっと拒否されていた深い場所で全身を包み込まれている。

 ついに、この場所へ。

「千紘さんが、やっと俺のものになった…」

 知らず涙が溢れて止まない。

「そうだな。お前はずっと俺のもんだったけどな」

 憎らしいことを言う愛しい人の胸を俺は拳で軽く殴った。

 拳は千紘の手に捕獲され引き寄せられ、そして抱きしめられる。

「待たせて悪かったな」

 千紘に惚れてから約4年、俺たちはようやくここから始まる。



<終>

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