その視線は、どこへ向けられている?

切り口、視点、ついでにいえば趣味、あらゆるものが私の好みでした。

怪談話と怪物たちの日常を組み合わせつつ、どこかコミカルに、それでいてホラーな雰囲気を崩さずに描いています。

果たしてこの物語はどの視点から描かれているのか……それは、読んでからのお楽しみです。

怪物たちの詳細、集められた首たちの背景や情念など、短い時間でさまざまな想像が膨らむ魅力的な作品でした。

その他のおすすめレビュー

譚月遊生季さんの他のおすすめレビュー124