会わせて
姫乃華奈
第1話
ただあなたに会いたい
ただあなたの声が聞きたい
それだけなのに
どうして
運命は残酷なの?
何故神は
我々を引き裂くの?
彼と話すことも
声を聞くことも
会うことすら
叶わないなんて
お願い
どうか、どうか
たった一度でもいいから
最後にもう一度だけ…
彼に会わせて
彼をこの眼に
焼き付けさせて
会わせて
この命(ひ)が
消えてしまわない前(うち)に
会わせて 姫乃華奈 @hime837
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます