情景02【夏空の下】がとても好みです。あまり詩は読まない方なんですが、書いてみるのも楽しそう。ポカリのCMが思い浮かぶような、そんな情景。
あえて記述を抑え、読み手がイメージ出来る余地を広げてくれるスタイルが秀逸。手抜きではなく、読み手側に考えさせるスタンスこそが持ち味。描写そのものも美しく、様々なヒントを読み手に与えてくれる。作品が短いのではなく、これで十分足りるのだ。ちょっと気分的に行き詰まったら、この作品をお勧めしたい。
待望の復活!!皆さん!今の内にフォローしておいた方が良いですよ♪思い出のアルバムをめくるような、そんな小説です。短い文章の中に、読み手の感情を揺さぶる技巧が詰まっています。読んでいると懐かしい写真を眺めているような、そんな気持ちにさせてくれます。詩的なのですが、直接的な形容詞は意外と少なく、それでも目の前にその光景がありありと浮かんでくるのは作者の表現力の豊かさ故と思います。貴方の心のアルバムにステキな一枚を追加してみませんか?