詩やポエムショートショートとも違う情景描写に特化した新しい短文形式を生み出した次世代の新星と断言出来る
夏の雰囲気がよく現れています
キャッチコピーの通り、思わず通り過ぎてしまう日常の1コマを丁寧に、それでいて色鮮やかに切り取っています。使う文字の数、言葉のテンポも素晴らしく、すっと清涼感を伴って心に滲みてきました。とてもおもしろかったです。『——今週もお疲れ、ってね。』。金曜夜の何げない一コマではありますが、こういうシンプルな言葉こそ書けそうで書けない、でも聞きたい読みたい。絶妙な言葉選びが光ってます。
光の傘という表現は素晴らしいと思いました。
散文的な詩です。肩ひじ張らずに短編小説を読んでいるような感覚です。情景描写が目に浮かぶとても映像的な表現が素敵です。