第2話 初めて出会った時の事

私は今、夫である明人との出会った時の事を思い出しているのです。


恥ずかしながらも思い出しているのでしょうがありません。


「明人、出会った時の事を覚えていますか?」


「ああっ、覚えているよ」


「あの時の私はドジというか、変というか、

そんな感じでした」


「そうだな」


明人と初めて出会った時、私はスカートを履いている状況で

それで雪の上を歩いていたら、転んでしまってパンツが丸見えという

状態となって、それを当時の明人に見られてしまったのです。


パンツの色は純白の白なんですけど、それを見られた事がショックで

嫌でした。


その時、明人からは見られてしまったというのもありますけど、

当時の明人からはスカートを履くヤツが悪いって言われました。


確かに言っている事はわかっていましたが、その日はスカートを

履いていたいというのもあったのです。


そのおかげで今の私が居るのです。


明人との出会いがなければ、私は幸せにはなっていないのかもしれません。


そう考えると明人には感謝してもしきれません。


「明人、私の事を幸せにしてくれてありがとうね」


「ああっ、俺も幸せだ」


私と明人は公園でお互いにキスしているけれど、周りには誰も居ないので

遠慮なくキスしているのです。


キスしていると本当に愛されているなって感じるし、私は幸せ者だなって

思えます。


この幸せはいつまでも続くと信じているし、このまま夫婦円満で

いられるように努力致します。


神様、本当に素敵な人と出会わせてくれてありがとうございました。


心の底から感謝しております。

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この雪を見ていると貴方と初めて出会った時の事を思い出すの 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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